お兄ちゃんは声優さんです！〜3〜

お買い物 ページ18

神谷「提案がございます」

珍しく皆が揃った休日の昼間。

ゴロゴロダラダラと過ごすシェアハウスのメンバーの前で、

神谷は告げる

梶「なんです？」

神谷「ミサンガ買わない？」

福山「ん？」

小野「ミサンガ…」

なんでいきなりそんな事を言うんだろう。

シェアハウス内はハテナに包まれる。

神谷「こう…家族、っていう印っていうか？」

神谷も頭を掻きながら恥ずかしそうに言う

いろいろ考えたんだろう。

そう察した

A「みさんがって何？」

無邪気な声で質問するAに、入野が説明をした。

そして、乗り気になったAに強引に引っ張られるように

雑貨屋さんへと足を運ぶ。






それぞれが色違いを選び

それがシェアハウスの中のメンバーカラーになった。

家族の印が増えた。

神谷は大満足だった。

代永「でも、いきなりどうしたんです？」

神谷「いやぁ、そろそろこの子も小学生だしね。

何か辛い事があっても、家族は味方だ！ってミサンガを見て思えるだろうし

俺らも、1人じゃない。って思う事ができるかな…って」

鈴木「うわ、すごくいろいろ考えてる」

神谷「そりゃあ…そうだよ」

照れくさそうに笑う保護者を、

どうか許して見守っていてあげてほしい。

自分も保護者バカな癖に

宮野はそんなことを考えていた

はなしのながれ→←小野Dの誕生日v(｡･ω･｡)ｨｪｨ♪

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