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文学少女と甲斐隼人 ページ28
少女はふと足を止めた。
ダンスを踊る集団がいたからだ。
いつもと違う帰り道、少女は初めてそな光景を目にした。
その集団の中に、よく見知った顔がいる。
同じクラスの甲斐隼人だった。
甲斐君と目が合う。
少女は慌てて下を向き、逃げるように去っていった。
甲斐君がダンス。
少女は想像もしていない事だったので、酷く驚いた。
「…ちょっとだけ、カッコよかったかもな」
なんて独り言を呟いて少女は少し笑った。
キレッキレで激しいダンスを踊る甲斐君は、普段学校で見る甲斐君とはまた違った印象を受けた。
この日から、甲斐君にやけに見られているような気がするようになったが、話しかけられる事はなく、少女は首をかしげた。
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らお - 綺麗な作品ですね。これからも更新頑張ってください。楽しみに待っております！ (2019年5月6日 1時) (
レス) id: 98f96d60d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆友梨ぃ☆
作成日時：2019年4月25日 20時
