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先程までいたホールは明るい。

そこには、二人が待っていた証拠隠滅が立っていた。

櫻井「あら、いるじゃないの」

「お待たせしました」

どこか泣き出しそうな証拠隠滅の顔に鈴村は疑問を覚えた。

「招待状は読んでいただけました？」

鈴村「読みました。」

櫻井「『招待状。キヨシ様

あなた様に日頃の応援の感謝をこめて、素敵なパーティーにご招待します。

最後には重大発表もありますので、来ていただけたら幸いです』」

「それですそれです」

櫻井「重大発表って何かしら。

もしかして……『別れ際の哀愁』？」

鈴村「………新曲ですかね」

フォローお疲れ様です。

「違います。」

バッサリと否定されました。

そりゃそうですよ。

「私は、2人に…いや、いろんな人に謝らなくてはいけないことがあります」

警察官である鈴村の背筋がゾクゾクとした。

それは、嫌な予感って奴だ。

櫻井「…………何かしら」

「私は、貴方の大切な人を殺してしまいました」

アイラブキヨシが、息を吐き出した。

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