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ようやくスタッフルームにたどり着く。

驚きばかりがやたら多い時間だった。

宮野「じゃあ、僕スイッチ入れますねー」

梶「え、幽霊なのに触れるんですか？！」

宮野「？はい。

今更ですね」

明るいスタッフルームに、やけに色白の手が映える

宮野「多分、つきました。」

梶「な…これ…」

イツキが振り向くと、ソラは机の上にのっているものを見ていた。

宮野「なんですか？」

近づいて見てみると、それは拳銃。

梶「コンタクトを殺せ…だって？！」

無理に決まっている。

しかも、なんでこんなところに。

不用心にも程がある。

その拳銃は、自分に訴えてくるように見える

宮野「じゃあ、僕が持っておきますよ。

僕なら、間違って発砲しても大丈夫だろうし」

冷静なイツキが羨ましい。

それは死んでいるからか？

そういうものか？

ソラはただ震えるしかない。

どうか…

どうか。

偽物だと言って。

宮野「いやー、それにしても重い。本物ですね」

梶「『もう何も迷わない』」

進め。

殺すか殺さないか、は後だ。

どちらにせよ、コンタクトが何かを知っているのは確かなのだ。

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