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屋上にのぼってみた。
「わぁーっ」
上を見上げれば、綺麗なオーロラ。
明らかにおかしい。
ここは日本であるし、気温的な問題でもオーロラが出来る訳がない。
それに、まだ昼だ。
でも、空は暗く星が光っている。
しばらく見とれていると、声をかけられた。
「綺麗だよねぇ。
初めて見る人は皆、目を輝かせるよ」
声の主は、宮野君だった
「…うん。綺麗だ」
僕が返すと、宮野君は上を見ながら続けた
「前にさ、福山君に『僕がここから飛び降りたらどうする?』って言ったらさ」
いきなり、何を言い出したんだ。
僕は不審に思いながら黙って聞く
「福山君、首を傾げてさ
真面目な顔で言うんだ
『いいんじゃない?』って。
まるで、何でそんな無意味な事するんだろう、とでも言いたげな表情だったよ。」
その時
「あ、いたいた!
そろそろ寮に行こうよー」
噂の主、福山君がやってきた。
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作者名:☆友梨ぃ☆
作成日時:2016年10月10日 18時