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その夜、僕は寝れなかった。
もちろん、2日連続で見てしまったこともある。
それよりも、下のベッドから聞こえる…神谷君の泣き声で。
きっと、発狂寸前なのだ。
下手に慰めもできないし、どう言葉をかけてやればいいのかもわからない。
だから、放っておくことしか出来なかった。
僕は聞いてるよ。
君が悲しんでいる事を知ってる。
僕が黙って、聞いててあげるから
気が済むまで泣いていい。
僕がそう思うのは
この世界の事が何もわからない僕に
同じ部屋だからかもしれないけれど
優しくしてくれ、いろいろな事を教えてくれた神谷君の事が
信用でき、頼れ、友達として好きな事に気づいていたからだ。
親友、と呼ぶには一方通行だろうか。
実年齢が何歳かもわからない彼に
1度でいいから…親友と呼んで欲しい
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作者名：☆友梨ぃ☆
作成日時：2016年10月10日 18時
