memory58 ページ14
その後も沈黙は長く続いた。
誰も喋ってくれないので、結構寂しい。
「喧嘩の理由は・・・・・何?」
「ああ、そのことについては調べたぞ。星宮。」
かぐやんだった。
かぐやんは3年生だけど、ついてきたのか。
「調べたって?」
「他クラスに聞いてみた。」
「それで?」
ひ、と声を上げた。女子の声かと思った。
その後、”非常に”と続けた。
「非常につまらんことでな・・・・・。」
周りを見ると、顔を真っ青にした先輩達がガタガタ震えてた。
・・・・何があったの。先輩。
「最近、定期テストがあったろ?」
「うん。」(全教科満点の学年トップ)
「このクラスは、男女で、どっちの方が頭いいのか、対決してたらしいんだ。
その結果、女子が勝ったんだが・・・・・。男子は何か納得いかなかったんだってよ。
女子の方が人数一人多いから。その言葉に対し、女子は今更そんなこと言われたって
取り返しがつかないし、怒ったんだろ。」
一度ため息をついてから言葉を続ける。
「それでこんな戦争があったろ。なんせ、此処のクラスは元から
喧嘩が絶えないクラスだからな。」
非常に長い説明をしっかり話して、
”つまらんことするな”とため息をついた。
・・・つまらないことが、こんな喧嘩につながったのは
元から、このクラスは、非常に仲悪いからなんだ。
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ルリ☆アイス - コメントありがとうございます!読んでもらえて嬉しいです♪ (2013年12月23日 21時) (レス) id: 016d45775b (このIDを非表示/違反報告)
黒悠 - おもしろかったです!これからも頑張って下さい! (2013年12月21日 16時) (レス) id: 16adbd9fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルリ☆アイス | 作成日時:2013年11月9日 18時