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三雲side
ガチャ…とレイジさんが扉を開けた
すると、あ、という聞きなれない声が聞こえてきた
「お疲れ様、みんな遅いからご飯作っちゃいましたが…」
「A、起きてたのか」
"A"
ということは、この人がもう一人の隊員…
「新人さんもお疲れ様、とりあえずご飯食べましょうか」
ブラックトリガーを使うS級隊員…
＊＊＊＊＊＊
「「「ごちそうさまでした」」」
「Aの作ったカレー美味しかったー‼」
「あはは、ありがとう」
小南先輩に笑顔を向けるAさん
この人がブラックトリガーを使っているとはあまり想像がつかないな…
「それじゃあそろそろ自己紹介しようか
Aさんも修くんたちも初対面だし」
宇佐美先輩の言葉に食器を洗いに立ったレイジさん以外、そのまま向き合うように座り直す
「まず、雨取千佳ちゃん
レイジさんが師匠でスナイパー志望、あとトリオン量がすごいんですよー」
「よろしくお願いします」
「そして、B級の三雲修くん
前までは本部に所属してたけど、玉狛に転属してとりまるくんが師匠です」
「よ、よろしくお願いします」
「そしてそして、空閑遊真くん
小南が師匠で、この３人で隊を組んでA級を目指してます」
宇佐美先輩が眼鏡を押し上げながら言う
「私は星宮A、悠一から少し聞いてます
空閑くん…が、ブラックトリガー持ちのネイバーなの？」
「遊真でいいよ、Aさん
Aさんもブラックトリガー持ってるんだよね？
さっき、レイジさんたちがAさんと本部との間には"契約"があるっていってたけどそれって何？」
いきなりの空閑の問いかけに、Aさんは驚きも焦りもせず静かに答えた
「私が本部…主に城戸指令との契約は
"玉狛に所属する代わり、本部からの命令も受けること"
つまり、普通なら林藤支部長からの命令しか受けれないのを上層部の誰からの命令も受けることができるというこなの」
「それが私がここでブラックトリガーを使える条件」とAさんは言った
でも、それなら…
「本部に所属する…ってことはしないんですか？」
僕の疑問にAさんは、あー…と苦笑気味に笑った
「確かに、そうすれば何もややこしいことはないんだけど…
私は、"玉狛の隊員として戦いたい"んだ
悠一も林藤さんも…みんながいるこの玉狛が好きだし…
それに、"スバル"もここの隊員だったからね…」
そう言ったAさんの顔は少し寂しげに見えた
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みっちゃん - 初コメです。面白いですね！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2016年4月7日 22時) (
レス) id: 9f39ea5d00 (このIDを非表示/違反報告)
きいろ(プロフ) - とーふ。さん» とーふ。さん>返事が遅くなってしまって申し訳ありません。コメントありがとうございます！更新が遅くなりがちですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！！（*^^*） (2015年8月16日 15時) (レス) id: 501906a74d (このIDを非表示/違反報告)
とーふ。 - 初コメ失礼します。とても読みやすくて良かったです！これからも頑張って下さい^ ^ (2015年7月15日 22時) (レス) id: cf5f103d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きいろ | 作成日時：2015年5月11日 9時
