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Aside
太刀川隊の作戦室を出て、新人アタッカーが訓練しているであろう訓練室に向かう
たぶん、遊真がいろんな意味で目立っていそうだな…
そう思いながら訓練室の扉を開ける
入ってみると、人が全然いない…あれ？
「間違えたかな」
「ん？Aさん」
ふと名前を呼ばれ、その方向を向くと今日入隊した遊真と京介に木虎ちゃんがこっちを見ている
「あれ京介、木虎ちゃんも…遊真、訓練終わっちゃった？」
「んいや、今は休憩、というかついさっきまでオサムと風間さんが模擬戦してたよ」
「え、そうなの」
遊真たちの方へ近づきながら、ブースにいる修と風間さんに目を向ける
「修が最後の最後で相打ちに持ち込んだんすよ」
「おお、それはすごい」
「その前に24回負けてますがね」
木虎ちゃんの言葉にも、おお…と答えながら厳しいなぁと同時に思う
話していると、修と風間さんがブースから出てきた
「あ、Aさん」
「お疲れ様、修、風間さんもお疲れ様です」
「A、来てたのか」
風間さんの言葉に頷くと、京介がありがとうございましたと風間さんにお礼を言いに来た
修は遊真たちと話しているようだ
「ウチの弟子がお世話になりました」
「そうか、お前の弟子か」
「修、どうでしたか？」
二人の会話の邪魔にならないように黙って聞く
「…弱いな、だがそれを自覚して考えて戦ってる」
風間さんなりの意見に耳を傾けながら、修はこれから少しずつ強くなるな、と思った
風間さんが訓練室から出ていくのを見送ると、遊真たちがこっちに近づいてきた
「そーいえばAさんは、本部に用事があったの？」
「任務の報告書を出しにね、それに折角だから遊真たちの入隊初日の訓練を見ようと思って
…遊真目立った？」
「あー…大型ネイバーを倒す訓練で1秒切って目立ってました…」
「やっぱり目立ってた、すごいね」
「それほどでも」
予想があたって笑いをこぼすと、満更でもない表情の遊真にまた笑みがこぼれた
すると、慌てた様子の嵐山さんが私たちを見つけるなり駆け寄ってきた
「三雲くん、大変だ！君のチームメイトが…！！」
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これからもよろしくお願いします
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みっちゃん - 初コメです。面白いですね！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2016年4月7日 22時) (
レス) id: 9f39ea5d00 (このIDを非表示/違反報告)
きいろ(プロフ) - とーふ。さん» とーふ。さん>返事が遅くなってしまって申し訳ありません。コメントありがとうございます！更新が遅くなりがちですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！！（*^^*） (2015年8月16日 15時) (レス) id: 501906a74d (このIDを非表示/違反報告)
とーふ。 - 初コメ失礼します。とても読みやすくて良かったです！これからも頑張って下さい^ ^ (2015年7月15日 22時) (レス) id: cf5f103d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きいろ | 作成日時：2015年5月11日 9時
