可哀想17 ページ17
多忙なスケジュールの夕方
私は家の敷地内を出た
そう、爆豪に会いに行くのだ。
あの約束をお父さんは仕方ないと言い了承してくれた
それ以来夕方の5時から6時までの１時間
彼に会いに行かせてもらってる。
「遅刻だ。」
『ごめん』
と言っても、手合わせをるするだけだけど
.
.
.
『前よりも動きにキレが出てきた…か?』
耳元でシュッシュッと、風を切る音がする
個性は使ってない。体術だけ
やっぱ基本が成っていないと個性が強くても駄目だと思うから
『が、』
「がｧアア!?」
チクッ
『動きが大雑把なんだよ。君』
小枝の尖った先端部分をダメな動きの所に
ツンツンと突っ突く
意外に痛いらしいな。コレ
自分にはもうよくわからないけど
チクッ
『はい。終わり』
ドンッ!!
「ぃｯ！…たくねぇぞ!!コラァ!!!」
そう言って私を見上げる爆豪
相変わらず目付きが敵だな。
『…大丈夫か?』
「チッ!!手ぇ出したって俺は取んねぇよ!」
パシッ
今日も転ぶ彼に手を差し出してみたが弾かれてしまった
別に気にしてないさ。
彼がそうゆう人だとわかっているし、
わかった上で私がやってる事には違わないので
只のお節介だ
彼にはそれが嫌らしいが
出すのが社交辞令ってやつだと思う。多分
残り３分と少し
『さて、今日は何を聞こうかな』
彼は意外にも優しくて
3分だけ私に自由をくれた。
この事は私と彼だけしか知らないし、教えるつもりはない
それは唯一私が自由でいられる時間だから
取られるのは惜しい。
「…」
『んー…うん。決まった』
「…今日は何だよ」
私はこの時間は色々彼に質問することにしてる
学校の様子や、
最近面白かったこと、
ゲーム機の話だとか、
食べ物の話だとか。
それこそ私の知恵にはならないかもしれないけど
聞いてるだけで私は充分なのだ
よし、聞こう
『緑谷君…元気?』
「はぁ?!今日はクソナードのことかよ」
彼は隠すこともせず嫌そうな顔をした
ごめん
気になっちゃった
『うん。緑谷君』
聞かないつもりだったんだけどな
私、やっぱ弱い。
(私はこの時間が好きだ。)
ーーーーーーーーーーーー
クサイ言葉書きすぎて恥ずかしい。
＿人人人人人人人人＿
＞ 自業自得!!! ＜
￣^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣
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ふぐひらめ - 重力さん…好きぃ………。応援してます！そして、轟くんのお母さんは、公式で冷(れい)さんになっています！ (2023年2月13日 20時) (
レス) @page30 id: f76242864c (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 早く更新して下さい (2022年2月6日 21時) (レス) @page11 id: 21d26509af (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても面白いです！更新楽しみにしてます…！ (2021年7月6日 23時) (レス) id: a28f1e7c3c (このIDを非表示/違反報告)
k.k - 勝己のお母さんの言葉、すごく泣けた。 (2020年8月27日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - んんん、なく、、大分更新してないのかな、、 (2020年8月4日 17時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
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