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…！？こわい、こわい。シャレにならねぇくらい怖い…なんで？なん、で？俺、俺の、せい？やめて、ごめん、ごめんなさい…
「もう、しないから…怒ら、ないで」
トニー「あ、あぁ、A？大丈夫か？」
「乱暴、しないで…」
あ、俺、俺っち、何言って…トニーは、そんな事しないのに…あぁ、ほら、だってこんなに優しい顔で僕を見てくれてる
「トニー…？なんで泣きそうになってんの？」
トニー「A…泣いてるやつが何言ってんだ。全く…すまない。僕の心が狭いばかりに…」
「え、俺っち、泣いてる？そんなことな、ってあれ？濡れて…？あはは、ほんとに泣いちまったよ…あぁ、はずっ…」
トニー「無理するな」
その一言だけ言って抱きしめてくれるトニーはほんとに優しいよな…僕は誰とトニーを重ねたんだろうな。お父さんみたいって、本当にお父さんと重ねちゃったのかもな…最悪。あーあ、暖かいなぁ
トニー「A、震えてるぞ？大丈夫か？」
「うん…ありがとうトニー。優しくて暖かいぜ…俺も、こんな愛が貰えてたらなぁ…ヒーローなんてやってなかったのにな…あぁ、ダメだぜ？泣いちゃ」
トニー「A…」
「トニーのお高いスーツを濡らしたらどんだけ怒られるかわかったもんじゃねぇ…耐えろよ、俺」
トニー「A！」
「え、なに？まさかほんとに怒ってる？ごめんごめん」
トニー「頼む…頼むから無理しないでくれ。泣きたい時は泣いてくれ。僕じゃ、君の本心は分かれないんだ…だから隠さないで伝えてくれ。頼む…」
「ははは、トニー。僕は隠してなんかないぜ？こんなに伝えてるぜ？僕、能天気だからさ、そんな深いことなんて考えてないよ。俺、お、れっ…っう、うぅ…く、ふっ、ご、めんっ、、」
トニー「謝るな。お前は何も悪くない。さっきは怖かったよな。すまない。謝るのは僕の方だ」
「ほん、と、、だよっ、トニーの、ばか…」
トニー「ばか？それはに聞き捨てならんな。誰がばかだって？ん？」
「トニーだよっ、トニーの、ばか、ばーか！めちゃくそ怖かったんだからな…」
トニー「悪かった」
「…いいよ。ふふふ、ふふ！」
トニー「おい、僕が素直に謝ったことがそんなに面白いか？」
「ちがうけど！そういうことにしとく！」
トニー「ふっ、そうか…なぁ、A…」
「あれ？もう聞いちゃう？俺の昔話。僕は話したくないなぁ、絶望されちゃうかも」
トニー「そうか…ならいい。Aが話せる時に話してくれ。僕もそこまで行けるように努力する」
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ツクモ - いやもうホント最高でしか無いです…更新楽しみにしてます！ (2023年3月22日 23時) (
レス) @page16 id: 339da5a069 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年3月29日 7時) (レス) id: cb81979de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーと@ x他1人 | 作者ホームページ：http://hitoravu@2014
作成日時：2019年3月29日 1時
