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31丁 ページ32

あー!こいつ扱いにくくなったぞ?これなら前のままの方が可愛げがあったよ!

「あー、ところで今何時?」

トニー「そろそろ昼だ。なんだ、また予定を入れてるのか?」

「今日はフリーだよ。あ、勘違いすんなよ?トニーに誘われるためじゃない。それよりピーターは帰らなくていいのか?今日学校だろ?」

トニー「そんなに誘ってほしいのか」

「そんなこと言ってない」

ピーター「ね、ねぇ。僕喋ってもいい?」

「どうぞ?」

ピーター「今日は振替休日だから大丈夫」

「そうか。なら、あの、ほら、なんだっけ?マイおばさん?」

ピーター「メイおばさんだよ」

「あぁ、そう、その人。メイおばさんが心配するんじゃねぇの?」

ピーター「大丈夫。図書館で勉強してくるって言ってきたから」

トニー「ほう。ここは図書館か」

ピーター「あぁ違うんですスタークさん」

トニー「わかったわかった。それで?」

「そうか、帰らなくていいならこれから昼飯食いに行かないか?」

ピーター「えっとー、それは僕だけ誘ってる?」

トニー「勿論俺達もいるよな?」

「何言ってんだ?ピーターだけに決まってんだろ?連れていくとしてもブルースだよ。君たちはやらなきゃ行けない研究とかあるだろ?忙しい中誘わねぇよ。あ、そうだ。昼飯作っておいた方がいいか?」

ブルース「あぁ。それは助かるね」

トニー「お前も一応社員なんだがな」

「だって僕ちゃん仕事わかんないもぉん」

トニー「そんな可愛く言ったって無駄だぞ?とか言えれば良かったかもな。俺はそれに弱いんだ。昼飯作ってから坊やと行ってきてくれ。ほら」

「は?ほら、って金出すもんかよ普通。しかも結構大金じゃねぇか。俺達はどこに行かされるんだ?こんなにいらないよ」

トニー「そうか?なら昼飯作ってくれる分、礼として受け取ってくれ」

ブルース「あー僕からは、そうだな…」

「ハグでいいよ。ほら」

ブルース「はは、助かるよ。楽しんできてね」

「あぁ、ありがとう。それじゃあピーターちゃん、昼食作るから少し待っててくれ」

ピーター「あぁ!またその呼び方!次またそれで呼んだらずっとバーナムって呼ぶから!」

「それはまずいな。ほんと、可愛いやつだなピーター」

ピーター「可愛いやつって…あ、それよりどこに行くの?Aのオススメのお店とか?」

「あー俺っち決まったところに行くのが苦手でな。だからピーターのオススメの場所とかねぇの?」

ピーター「あるけど…少し遠いかも」

「それなら大丈夫だろ?合金蜘蛛の糸タクシーがある」

ピーター「もう少し名前どうにかならなかった?」

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作者名:まーと@ | 作者ホームページ:http://hitoravu@2014  
作成日時:2018年8月19日 13時

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