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「もういいだろ？そろそろ作り始めねぇとただでさえ遅れてる夕飯がもっと遅れちまう」
ウェイド「なぁA」
「おいおいおい。立たなくて良いって。ほら座ってろ。こっち来んなよ〜。落ち着け〜ウェイド。俺は今悪い予感しかしてねぇ」
ウェイド「悪い予感なんて、そんなこと言うなよ。…1回くらい良いだろ？絶対気持ちよくなるって」
「ダメダメダメダメ!!気持ちよくなるとか、そういう問題じゃねぇだろ?!そ、それにほら！俺っち明日も仕事だし」
ウェイド「仕事？そんなの知るか」
「な、なんで俺のこと持ち上げられるんだよ！結構な重さのはずだぞってベッドルームに向かうんじゃねぇ！まてまてまてまて！」
ウェイド「あぁもう！さっきからうるせぇぞA！」
「うるさくなるに決まってんだろ?!」
ウェイド「ほら着いたぞ。丁度夜の光でいいムード出来てんじゃねぇか」
「ベッドに優しく降ろすなよ！全然そんな雰囲気じゃないね！これから夕飯食べる雰囲気しかない！」
ウェイド「子猫ちゃん、もう逃げられないぞ」
「あ、あぁ?!なんで動かせねぇんだ?!お前と俺じゃ力の差なんて…」
ウェイド「A…俺の前職忘れちまったのか？」
「軍人だからって力の差は埋められないだろ？」
ウェイド「簡単に起きれない抑え方は知ってる」
「ここでそんなの使ってくるなよ！って、ちょっとまっむっ」
ウェイド「おしゃべりな口だな」
「だからっていきなりキスはないだろ。それにおしゃべりはどっちだ」
ウェイド「はいはい、そうだな。似たもの同士、仲良くしようぜ？」
「仲良くって…お前の頭はやることしか考えられないのか？」
ウェイド「Aの近くにいれば自然とそうなる」
「ならもう会えねぇな」
ウェイド「安心しろよ。ずっと一緒に居たくなるくらい気持ちよくさせてやる」
「そうじゃねぇだろ?!その、ほら…後悔するかもしれねぇし…この関係が崩れることも」
ウェイド「ない。ていうかなに？そんな可愛いこと心配してたの？大丈夫だって。俺ちゃんはお前がなんであろうと内面に惚れてんだからよ」
「なっ…」
ウェイド「は、ちょ、赤くなりすぎじゃね？俺ちゃんのスーツいつ着たの？」
「ち、ちが、これはその、なんつーか」
ウェイド「え、ここまで来て俺ちゃんに隠し事？そりゃないぜA」
「あーもう！わかったよ！簡単に言えば俺の体質なの！赤くなりやすい、だから照れたら真っ赤になるし酒も人前で飲めねぇの」
ウェイド「なんだそりゃ、最高じゃねぇか…」
火、つけちまった…
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作者名：まーと@ | 作者ホームページ：http://hitoravu@2014
作成日時：2018年8月19日 13時
