16丁 ページ17
「ふ、ふぁ〜…ってやべ！！マジで寝ちゃったよ俺！ってここどこ?!」
ブルース「おはようバーナム。あー、寝起きから元気だな」
「つまりはうるさいってことだな？ごめんよ」
ブルース「そんなことは言ってない」
「そう？ま、いいや！あ！ソーは!?ソー達は?!」
ブルース「あぁ、さっき帰ったとこだよ。バーナムによろしくってね」
「あぁ…ブルース。その時に起こして欲しかった。まぁいい。トニーには起きたのバレてないよね」
ブルース「…おそらく」
「よしきた！ブルースここからは小声で話すぞ！トニーは多分だけど俺っちに怒ってる。だから俺っちはトニーにバレないうちにタワーを出たいわけ。わかる？」
ブルース「でもそれを手伝ったら僕が怒られる。それに明日バーナムも僕以上に怒られるんじゃないか？」
「いいやそれは大丈夫さ。根拠はないけど自信はある。それで、俺っちここあんまり知らないだろ？だからうまく帰れる道を教えて欲しいんだ」
ブルース「本当にやるのか？」
「ブルースなら大丈夫だって！ね！ほら！」
ブルース「と言っても僕も詳しくない」
トニー「それならここの地図を印刷しようか？」
「…はぁ、トニー。ドッキリの番組でも作ったの？それなら一日で同じネタはつまんないよ。あと、面白い反応できてないから撮り直しよろしく」
トニー「あぁ、いいぞ？そうだな、朝から撮り直すなんてどうだ？」
「それはダメだよ。寝起きの僕はかっこよくない」
トニー「それはそれで可愛いだろ？バナー外してもらっていいか？」
ブルース「あ、あぁ！それじゃあ研究してくるよ。頑張れよバーナム」
「ありがと！ブルースも頑張って！」
トニー「お互いに同じポーズか仲がいいな？2人は」
「あーその、立ち話もなんだし座る？」
トニー「それはここに住むから言ってる言葉なのか？」
「そうそう！その話なんだけど遠慮しとくよ！今日みたいにお客さんが来るんだったら面倒だしね！それに、トニーが狙ってるのは僕の血でしょ？寝てる間に僕の秘密を知られちゃったら面白くない」
トニー「よくわかったな。Aの血の成分はなんだ？何故舐めただけで眠くなる。それとも体内に入ったからか？」
「なーいしょ！2つ目の質問なんだけど、トニーと一緒に2時間寝てた？」
トニー「いいや？1秒も寝てない」
「なんで起きれた？」
トニー「そうだな、A風に言うと、内緒だ。正直、俺にもわからない。だから研究する必要があるんだろ？」
「そんなに難しくない。その道の人に聞けば一瞬でわかる」
トニー「ブルース…ドクターストレンジ…」
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作者名：まーと@ | 作者ホームページ：http://hitoravu@2014
作成日時：2018年8月19日 13時
