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「美味かったなぁ!ピーター!」
ピーター「あぁ、うん。それは僕も思うけど…Aってたくさん食べるんだね…スタークさんが大金を渡した理由がわかったよ」
「あー、それに関しては俺もわかった。今までは自分の金だったから気づかなかったけど結構使ってたな…こりゃトニーに感謝しなきゃな」
ピーター「へぇ。Aもそう思うことあるんだ」
「ひでぇな!俺っちをなんだと思ってんだ!」
ピーター「べっつにー!早く帰ろ!じゃなきゃスタークさんに怒られちゃう!」
「誤魔化しやがったな蜘蛛男!っておい!また蜘蛛糸タクシーで行くのか?!」
ピーター「だって楽でしょ?」
「いちいち着替えタイム待つの面倒なの!だから俺っちが乗せてくぜ?」
ピーター「どっちにしろ着替えなきゃ」
「じゃっじゃーん!」
ピーター「…?」
「なにそれ!とかないわけ?!俺っち1人ではしゃいで恥ずかしいやつじゃねぇか!ほら、これ胸につけて」
ピーター「ごめんごめん。こう?」
「そう。んで、そこのボタンをポチッと」
ピーター「うわぁ!すごい!ライダーみたいだ!かっこいい!」
「だろ?ヘルメット付きだから顔も隠れる。最高だろ?」
ピーター「最高…!でも、これスタークさんのじゃないよね?」
「ピーター。お前は俺っちのことが好きじゃねぇのか?」
ピーター「好きだけど」
「いよいよ隠さなくなったなお前。さっきからスタークさん、スタークさんって。そんなにトニーのことが好きか?」
ピーター「もしかして、嫉妬?」
「なわけねぇだろ!どっちにだよ!ユニクロ製しか着ないのか?お前は。違うだろ?トニーの所だけじゃなくて色んなところに目を向けろってことよ」
ピーター「わかったよ。それで?これは誰が作ってくれたの?」
「ガーディアンズ知ってるよな?」
ピーター「あぁ、うん」
「そこのロケットってやつが作ってくれたんだ」
ピーター「あの小さい体で?!すごい!今度合わせてよ!」
「あぁ、今度な」
ピーター「それ合わせてくれないやつだよね?ま、いいや。で?僕はどう乗ればいいの?」
「どうだって乗ってくれ」
ピーター「うーん。どうしようかなぁ。こう?いや、こうか!いやこれも…」
「ただ乗るだけだろ?!なにグズグズしてんだよ!もうこれでいいだろ!」
ピーター「う、うわぁ!お姫様抱っこは恥ずかしいよ!下ろしてA!」
「嫌だね!これ案外楽だぜ?そんじゃ、行くぜ!しっかり捕まってろ?」
ピーター「ちょ、まだ心の準備がってうわぁぁ!」
「うるせぇ!蜘蛛糸よりマシだろ?!」
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作者名:まーと@ | 作者ホームページ:http://hitoravu@2014
作成日時:2018年8月19日 13時