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ん？あぁ、やっとあのドッキリ飽きてくれたの？
「トニー！お前も俺が怒られるのおかしいと思うよな？」
トニー「はぁ…」
なんであいつまでため息ついて首振ってんだよ！俺が呆れられるのはなんで?!
トニー「ピーター。こいつは1度気づけば察しは良くなるがそれまでが鈍感なんだ。お前が一言、あーいや2言か？まぁ、真っ直ぐ伝えないとこいつは多分一生気づかないぞ？」
「おい！なんの話してんだよ！」
ピーター「スタークさん…そう言われても僕…」
「だからなんだよ！俺抜きで話進めんなよ！あ、ブルースもわかってねぇよな？」
ブルース「ごめん…」
「嘘だろ?!トニー！これはピーターの問題か？ピーターに口を割らせればいいんだな？」
トニー「A。科学者としては分からないことを問い詰めるのはいいと思うが人間としてはもう少し時間をくれ」
「なんだよ！はぁ、コーヒーでも飲んで待ってるさ」
ブルース「僕もついていくよ」
「あぁ、ありがとう。話し相手がいないと俺っち死んじゃうんだよ」
「なぁ、ブルース。ピーターは、その、俺っちをどう思ってるんだろうな。こんなガキで、プライドが変に高くて、ブルース風に言うと、そうだな、素直になれないやつのこと。俺っちだって勿論ピーターと仲良くなりたいぜ？でもピーターはそうじゃないよな？」
ブルース「君はそんな人間じゃないよ。場の空気を理解して、誰よりも他人のことを優先し、バーナム風に言うとしたら…可愛いやつさ。君はピーターと良く似てるんだ。若くて、勉強を頑張って、憧れの人がいて、正義感が強い。オマケにお調子者なところも似てる。バーナムは自分のこと好きかい？」
「…ここで好きって言えたら楽なんだろうな。生憎、大っ嫌いさ。こんなクソ野郎。嫌いなところを挙げていいなら1日が終わるね。あぁ、自分の顔は結構好きだよ」
ブルース「本当にお調子者だなバーナム。まぁ話を戻すけど、僕だって僕のことは好きじゃない。僕みたいなやつが目の前にいたら殴りたくなる。それと同じなんだよ。ピーターも。バーナムも」
「…もう少しわかりやすく言ってくれよブルース！研究所出のやつにもわかるように！それじゃあピーターも俺と仲良くなりたいってことになるぞ?!」
ブルース「バーナム…」
「おいおいおいおい！そんなはずない！あいつは明らかに俺を嫌ってるじゃないか！」
ブルース「バーナム。君がそう思ってるんだ」
「…あー、えっと、ならピーターも俺に嫌われてると思ってるって言いたいのか？」
ブルース「…あぁ。そうゆう事になるね」
「やっと理解したよブルース」
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作者名：まーと@ | 作者ホームページ：http://hitoravu@2014
作成日時：2018年8月19日 13時
