度胸 43 ページ5
赤司『カメラアイの持ち主についてなんだが……その前に君達は早く出てってくれないか？』
廣瀬『でもぉ、酷いことされてもAちゃんが心配なのでぇ…』
田中『凜花、優しいなお前は！』
赤司『僕が出てけといったんだ。早くしろ』
廣瀬『ﾋｯ…わ、分かりましたぁ』
カメラアイの持ち主について…
一体何があるんだろう…
赤司『…貴方達はどちらでもいいのですが、どうしますか？』
黒尾『聞かせてもらう』
木兎『俺らもだ！』
赤司『分かりました。…A、今から俺がカメラアイの持ち主について話す。聞きたくないと思ったらいつでも止めてくれ。』
A『う、うん…』
赤司『まず、カメラアイを持つものは見たものを全て記憶することができる。』
木兎『便利だな…』
赤司『ただし、それは逆に弱点でもあるんだ。目に見たものをすべて覚える…一見いいように見えて、自分の辛いこともずっと忘れられない。』
夜久『それって…辛いことをそのままずっと記憶してるってことか？』
赤司『はい。そして、人は辛いことをずっと抱え込む事は出来ないんだ。だから俺達は昔あった辛いことを全く覚えてない。
ただ…Aは覚えててしまうんだ…』
ずっと…？
覚えてる…？
A『征十郎？私昔のことしっかり覚えてないよ？』
赤司『っ…そう、そこなんだ。大切なところは…』
どうゆうこと？
赤司『俺も知ったのは中学に入ってAと仲良くなってからだ。
Aは辛いことの記憶を薄くしたくても出来ないんだ。だから……だ、から…』
？『2年おきに記憶を操作してたんだよ』
赤司『青峰…それに皆も…』
黄瀬『そんな辛いことわざわざ一人で伝えなくてもいいんっすよ！赤司っち！』
紫原『赤ちん抱えすぎー』
緑間『皆の言う通りなのだよ』
桃井『ほんとにねー？テツ君！』
黒子『はい。その通りです。』
A『ねぇ、征十郎…？記憶を操作してたって…どうゆうこと？』
赤司『っ…昔の記憶を人工的に薄くして、辛いことは記憶を書き換えてたんだ…』
A『なんでそんな！！』
紫原『Aちん、赤ちんも話を聞いたときはすごい怒ってたんだよー？だから赤ちんを責めるのは…やめてあげて』
A『うん…ごめん。征十郎…じゃあ、一つきいてもいい？』
私が一番聞きたかったこと
それは…
A『私の両親は、今どこにいるの？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1681人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かしわもち - はーーー。スッキリした！！！むちゃくちゃ面白かった！ (2022年11月29日 16時) (
レス) @page39 id: b0321227c9 (このIDを非表示/違反報告)
ささきヘル - 普通の悪役ものと違って、烏野が嫌われて終わるのが良かった。現実って感じ。嫌われの中では一番好きです。 (2021年4月2日 14時) (レス) id: 79d8e64edf (このIDを非表示/違反報告)
ママ - 最高でした！ハイキューと黒子のバスケ両方好きなのでこの小説が見つけられてよかったです！結局悪女側の人達が許されることはないっていうオチが好きです！スッキリしました！いい小説に出会えてよかったです！ありがとうございました！ (2020年8月9日 23時) (レス) id: 80f5b5b6dd (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - とても良かったです！時々シリアス（？）があったり、黒バスのキセキ達が主人公を守る動作（？）がもう…キュンキュンしました！これからも頑張ってください！ありがとうございました！！ (2019年10月7日 0時) (レス) id: 3e4116b12f (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - その後、全国大会の出場できなくて欲しいです(*^▽^*) (2019年6月22日 22時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れーなん | 作成日時：2017年4月23日 10時
