どん底に落とされた人生からの逆転

新人さん ページ20

さて、さっそく仕事しよう。


あ、そういえば今日新しい人が入ってくるんだった。

経理部の部屋に行かなきゃ。

あ、でも私がその人を迎えに行かなきゃいけないんだった。


コンコン

　『失礼します。』

？「あ、えっと、おはようございます。」

　『えっと、今日から経理部に配属される、
　 ソ・ミョンホさんでお間違いないですね？』

T8「はい！間違いないです。」

　『私は経理部部長の秘書をしております、
　 ホン・Aです。よろしくお願いします。』

T8「よろしくお願いします。」

　『では、部長の所までご案内します。』



部長室

コンコン

　『失礼します。』


　『ソ・ミョンホさんをお連れいたしました。』

JS「...っぷ！アハハ！ちょっ、A！面白すぎる！
　 もう、敬語いらないのに〜」

　『でも今は社員さんがいらっしゃいますよ？』

JS「いいじゃん、ミョンホだし。」

　『そう、まぁいいけど。』

T8「...えっと、お2人はどのようなご関係で？」

JS「あれ？知らなかったっけ？兄妹だよ。
　 Aは僕の妹。」

T8「あっ、そういうことなんですね。
　 だから名字が一緒だったのか。」

　『あんまり顔は似てないですけどね。』

T8「いやいや、すごく似てます！」

　『お世辞ありがとうございます。』

JS「と、とりあえず紹介するから、経理部の部屋に
　 行こっか。」

T8「はい。」



JS「今から朝礼を始める。礼。」

JS「今日から新人が入る。」

T8「はじめまして、ソ・ミョンホです。よろしく
　 お願いします。」

JS「ま、最初は少し、頼まれたら面倒を見てやれ。
　 じゃあ終わりだ。仕事を始めろ。」


口調がすごいでしょ？

でもすごく好かれてる。

なんて言ったってイケメンだからね。


今、「頼まれたら」って言ったの、なんでか分かる？

それは、ミョンホさんは普通にイケメンだし、
狙ってますアピールの人が居たから。

ちなみに教育係を私にさせられました。

だって、ジュン先生の弟さんだから、多分オッパは守ろうとしてるんだと思う。


さ、頑張ろ。

・→←朝の雑談タイム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す