坂田さんの妹になってみた ページ7
ネタが無い、、、そうだ！妹シリーズ作ろう(白目)
___
「ぅ、っ、ｽﾞｯ､､、、」
ガチャりと空いた玄関ドアの音ににおかえりーと
リビングの座り心地の良い一人がけソファーを陣取って
やりかけのゲームから目を離すことなく声をかければ
いつものようににこにこしながらこちらにかけてくるA
ではなく、泣いているA
確実に何かあったそう確信した
その瞬間、ゲームなんかどうでも良くなって
セーブもコンテニューもせずに
ゲームを放り投げて
階段を駆け下りた
靴も脱がずに玄関に蹲って泣いている
Aの手を取ってとりあえず靴をぬがせ
歩く気もなさそうなので姫抱きしてソファーへ
「どしたん、」
『おにいちゃん、だっこ』
ん、とこちらに手を広げてだらんとするから
本当は妹じゃなくて彼女だったかと
錯覚しそうになる思考を払い除けて
ぎゅっと抱き上げてソファーに座り直せば
首もとが濡れる感覚
『ねぇ、私なにがいけんのかな、、』
話を聞けば俺と真反対で
人見知りで物静かな性格のAは
友達という友達が作れずに
クラスで孤立してしまっているらしい
今まで何も無かったのはずっと我慢してきたからで
ひくひくと嗚咽の中、我慢したぶんの
寂しいとか仲良くしたいのにって
Aの気持ちが溢れている
「Aのいけんとこなんかないよ。でも今の状況なら、ちょっと人に話しかけにいかなあかんかなぁ。」
『出来ない…怖いもん』
「Aなら大丈夫、皆まだAのいいとこしらんで話しかけられんのよ、Aなら出来る！なんならお兄ちゃんと話しかける練習するか！？」
『する』
顔を上げたAに
精一杯の女の子声でまず挨拶をすれば
「Aちゃぁん！おはよぉっ」
『お、おはよ、さかこちゃん』
泣き腫らした真っ赤な目を拭って
くしゃっと笑った
その笑顔なら大丈夫、
Aならきっといい友達作れるで
__志麻くんの妹と仲良くなってたのを知るのは、もう少し先の話
続く
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ちこ。(プロフ) - ゆなさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません！リクエストありがとうございます、やりますね！ (2019年12月10日 16時) (
レス) id: 3cf6e17544 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - そらるさんがドSになってみた！！ (2019年12月4日 21時) (レス) id: 6ca1096470 (このIDを非表示/違反報告)
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