歌い手さんにドッキリしてるヤツ2【歌い手】

ドッキリ28 他の男と一緒に居るドッキリ【鈴錬さん】 ページ15

【まふまふ】



ぼ、僕は見てしまった！！！


Aがそらるさんと歩いているとこを！！！


それだけなら、まだしもこの間「そらるさんを好きになった」というドッキリを喰らったばかり


やっぱりそれがドッキリで本当にそらるさんの事が好きなの！？


無理、病む。


脳内にどんどんよろしくない妄想が広がって止まない



(どうしよう)




・




まふくんが絶対目につくところでそらるさんと距離をつめて歩いた


ちょっと嫌だった←


なのにまふくんは全くもって何も聞いてこない


ヤバい、地雷だった・・・？


しかも最近心無しかまふくんはよく外に行ったり、私が帰ってくると作業し始める



(どうしよ)




・




とうとう耐えきれなくなった私はまふくんの部屋に直行


(嫌われてたらどうしよ)


そう想像しただけなのに視界がみるみるうちに滲んでいく


深呼吸し、ドアをノック・・・しかけた


『わっ、ま、まふくん・・・』


ま「あ、A・・・」


重い沈黙するだけの時間が過ぎる


ここはちゃんと言わなければ・・・！


『話すことがあって・・・』


ま「・・・」


一気に暗い表情になるまふくん


『あの、嫉妬してほしくて、あんなこと、しちゃってっ・・・ごめんなさい、』


言葉が途切れ途切れになる


あぁ、泣いてるんだな


自分からしたことで勝手に泣いて、しかも相手を傷付けて・・・最低だな


ま「うわああああ！よかった、本当に怖かった・・・」




・




その後は二人でたくさん泣いて、たくさん話し合って、そらるさんにも謝って、いっぱい構ってもらった


自分の気持ちを言葉にするのは凄く難しいことだけど、そこで一歩踏み出したら新しい自分に出会える


【これを笑いながら書く作者は薬決めちゃってますね】

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