1 ページ1
.
だんだん寒くなり、僕はコートを着て会社を出る。
時計を見てみれば23:00をちょうどさしていた。
どこかに食べに行こうか、いやでも夜遅くに男ひとりで食事なんて気が引けるな
そういやここの近くのおでんが美味いってナムジュンが言ってたな
駅の裏にあるんだっけ
普段家と会社しか行き来しないからなんだか新鮮だ
駅の裏にに向かって歩いていると男が2人いた
1人はうずくまっていてもう1人は腕を引っ張っている
あいにくその道を通らないと行けないらしく彼らと距離をとって通ろうとした
甘い匂い
この匂いは、嗅いだことは数回ある。
教科書でだって習った
だって僕はα。本能的にわかってしまう。
でも今までとは違うくらいの甘い匂い。
頭がぼーっとしてきた。
つい立ち止まると話し声が聞こえる
立ってる男はどうやらうずくまってる男の匂いに誘われてしまったらしい。これが同意の元だったらきっと僕は立ち去っていた
でも、か細い声でやめてくださいって聞こえた
ってことはこれは無理強いをしてるね?
「おにーさん。僕の連れに何か用ですか?」
邪魔するなとでも言うかのようにこっちを睨んできた
「警察呼んでもいいんですけど?」
と言えば舌打ちをしながら逃げていった
「きみ、大丈夫?早く帰りなね?」
僕は理性を保ちそう声をかけた。
早くここから移動しないと僕もさっきの男のようになってしまいそうだ
『あ、りがとうごさまいます、。』
ふらふらっと立って歩いて行くのを見送るが、急に彼は止まった
184人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほぴ - めっちゃ面白いです!!マジで続きがとても気になります...!頑張ってください! (2023年3月12日 21時) (レス) @page17 id: 18bd230b82 (このIDを非表示/違反報告)
rosé love(プロフ) - 凄い面白いです!更新頑張ってください! (2020年8月24日 3時) (レス) id: cc83ba47d7 (このIDを非表示/違反報告)
のい(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年5月28日 15時) (レス) id: a856806f57 (このIDを非表示/違反報告)
佐野 - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年5月28日 13時) (レス) id: 8c521b785c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:neon | 作成日時:2020年5月26日 16時