あいたい ２【WN】

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オッパは当たり前の様にリビングのソファに座って実家で寛いでるオッパのままだった


教室がある日はオッパも何故か先生みたいにテキスト片手にウロウロして


カッコいい先生にメロメロの生徒さん達を虜にしている




ソクミナもオッパに呆れつつも仲良しのふたりは楽しそうだ





「ご飯どうする？」

JH「Aのご飯食べたい」

「ソクミナは？」

SM「僕もヌナのご飯がいいな」

「じゃあ…ちょっと買い物行ってくる」

JH「オッパも一緒に行く」

「いいよ、ひとりで行けるから」

JH「いいの〜！」

「あ、じゃあソクミナは教室片付けお願いできる？」

SM「はぁ〜い！任せて！」







オッパと大型業務用スーパーに買い物に


広すぎるスーパーに大興奮のオッパと必要な物をどんどん入れていくあたし


オッパは日本のお菓子に夢中な様子


カゴはあっという間にいっぱいになった




JH「今日はAも一緒に呑もうな」




缶ビールと缶チューハイがこれでもかとカゴに入っていく




「呑み過ぎじゃない？」

JH「足りるかな…」




お好きなだけどうぞ・・・





車に乗せてオッパの運転で少し遠回りして帰るって





JH「オッパさ、A連れて帰ろうと思ってたんだけど、やめた」

「…そうなんだ」

JH「こんないい所にいるAが羨ましい」

「居つかないでよっ」

JH「Aと結婚したら一緒にいられる？」

「はぁ？？…もう…何言ってんだか…」

JH「本気だけど？」

「…そうだね。結婚したらね」

JH「じゃあ、結婚する？」

「ふふっ…オッパと？」

JH「そ、オッパと」

「ふふっ…。しない」

JH「げ…。じゃあ誰と結婚するんだよ」

「さぁね…。しないかも…」

JH「……ウォヌは？」





ウォヌ・・・





もう終わったんだよ・・・あたし達は・・・





「ないよ……」





そんなの有る訳無い・・・





JH「あいつの事知りたくないの？」

「……知ってどうするのよ」

JH「ん〜。Aの今のモヤモヤが少しは晴れるんじゃない？」

「晴れないでしょ…」

JH「そう？…オッパはどっちでもいいだよ。Aがもう吹っ切れてるならそれでいいと思ってる。でもさ、誤解？…してるかもしれないじゃん。何かがこう…こんがらがって…」

「誤解でも…分かんない…あの日のウォヌを理解できないから…」

JH「…あの日？」

「卒業式の日…」











オッパはあたしの次の言葉を待ってる様に何も言わずただハンドルを握っていた















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