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星の降る街・・・
あたしもこの空に憧れて芦別に拠点を置いている
「今から帰るところだったから丁度良かった」
SM「え？…ここに住んでるんですか？」
「うんっ。いい所だよ。皆素敵だし」
SM「へぇ〜…。どうして日本に？」
「あぁ…」
SM「あ、すみません…初対面でこんな事…」
「ふふっ…大丈夫ですよ。ん〜…どうして……簡単に言うと…逃避行…ですかね」
SM「…逃避行……？」
「うん。全部捨てちゃった」
SM「……………」
長い沈黙・・・
何も聞かないんだね・・・
てか、さっきの名前言った時の驚き方は何だったのかな・・・
「ソクミンさん」
SM「あ、はい…」
「お腹空きませんか？」
SM「あぁ…凄く…空きました…」
「ふふっ…。嫌いなものは？」
SM「日本のご飯は何でも美味しいです」
「確かに。日本は誘惑が多すぎますよね」
SM「はい…本当に…」
あたしの行きつけの定食屋さんの暖簾をくぐる
『こんにちわ〜』
店主『おぉAちゃん、いらっしゃい。あれ？…彼氏？』
『違います。韓国からの迷子を保護しました』
店主『あらら、迷子か。いらっしゃい』
SM「안녕하세요…」
店主『アンニョンハセヨ』
『上手になってる〜』
店主『フフフ、いい感じだろ？』
『はい、とっても』
今日のランチをお願いして店の端の席に向かい合って座った
『日本語は？』
SM『まぁまぁです』
『うん、留学してどのくらい？』
SM『１年半です』
『１年半か。じゃあもうだいぶ分かるんじゃない？』
SM『日常会話には困る事は無くなった気がしますけど…まだまだです』
『あたしもまだ３年だよ？大丈夫だよ』
SM『…３年…今は何してるんですか？』
「今は韓国語教室開いてる」
SM「先生っ！？」
「そ、先生してる」
SM「わぁ〜テバっ…」
「そんなに驚く？」
SM「僕には出来ないから…」
「そんな事無いよ。まぁあたしは運が良かったのも有るんだけどね」
SM「運？」
「たまたまいいお話しいただいたの。自分だけじゃ今のあたしは無いから感謝してる」
SM「…素敵ですね」
「素敵？」
SM「はい…Aさんは素敵です」
真っすぐつぶらな瞳で向けられた言葉が嬉しかった
ランチが運ばれて来て美味しい美味しいと言いながら豪快に食べる迷子くんに癒された
SM「あの…ホテルって有ります？」
ご案内しますよ
.
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いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ハニホシぺんなのです🥰なのでスニョンの物語もいつかお届けする予定ですのでその時はどうぞ可愛がっていただければ幸いです。その際は幸せな物語になるよう頑張りますね💕 (12月16日 23時) (
レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - あー！主様もスニョンペンなのですね！ほんといい人すぎて..スニョン氏に幸あれ(´；ω；｀) (12月13日 21時) (レス) @page29 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ごめんなさい…辛過ぎますよね😢実は私もスニョンペンなので心が痛いですがこの物語の中のスニョンはどこまでもいい人なんです…スニョンも幸せになれるように見守って下さると嬉しいです💙 (12月12日 7時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - すにょくんペンからすると辛すぎて...｡ﾟﾟ(´□`｡)°ﾟ｡ (12月11日 22時) (レス) @page25 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご
| 作成日時：2023年12月2日 7時
