あいたい ２【WN】

８２ ページ32

ウォヌと付き合った事をソアに報告した


あたしより喜んでくれたソアは号泣してミンギュに回収された




ウォヌはデレが日に日に増えて独占欲も増している様で


毎日家に来てはベットに横になってトントン叩いて招かれる


ただ抱きしめてキスをしてあたしをすっぽり胸に抱き込んだまま


小説をあたし越しに読んでいる






オッパ達も特段何も言わないけどハニオッパがたまに”また来てるよ…”と愚痴るくらい







「A…寝るなよ」

「ん……」

「…A…ほっかほかなんだけど…」

「……ん……」




ウォヌに包まれてると眠気がどうにもこうにも襲って目が開けてられない




「襲うぞ」

「…………」




いや聞こえてるんだけど・・・









Prrrrr…Prrrrr…Prrrrr…








ん？・・・








「携帯鳴ってる」

「…ん……ん？………スニョンだ……」







その言葉にぎゅっと力が籠った







『…ヨボセヨ』

SN『ヨボセヨ〜A。今大丈夫？』

『うん…』

SN『声が聞きたくて…』

『…スニョン？何かあったの？』

SN『ううん…A元気かなって思ったら…つい…』

『…そか』

SN『…ごめんな…未練たらしいよな…』







スニョンの声はウォヌの耳にも聞こえている様で力はどんどん強くなる







『…いいよ』

SN『…ありがと。今何してた？』

『今？…っ！？』







ウォヌの唇が首筋に移動してちくっと小さな痛み・・・







『…いっ！…』

SN『…A？どした？』

『…んっ…こ、小指ぶつけてっ…』

SN『あぁ〜！それ痛いよな〜！』







ウォヌの悪戯はまだ終わらない







そのままハムハムしながら耳たぶを含んで遊んでいる







『あ、…スニョン……ごめん…オッパが呼んでてっ……』

SN『え、あぁ…うん…じゃあまた掛ける』







携帯が切れてウォヌを叩いたら






「…優しいのな」

「普通だよ…」

「…隙あり過ぎ」

「…ウォヌ」







「俺以外に意識向けるなよっ」






覆いかぶさったウォヌに腕を抑えられて奪われる唇






どんどん深くなるキスに息苦しくて藻掻くけど一向に離れてくれない













「………っん……っちゅっ……んっ……はぁ……ん…んっ……」













嫉妬にかられたウォヌには敵わない・・・














.

８３→←８１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す