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ちゃんと話をしなきゃ

あたしがずっと避けて傷つけて来た事実は変わらない

もうこれ以上お互い傷つかなくて済むように・・・




お腹が空いて入ったファーストフード店の一番奥の端の席




真昼間から学生二人でいる事は普通じゃないけど

そんな事は今はどうでも良くて

さっき見た恋愛映画があたし達をセンチメンタルな気持ちに多少なりとも影響を及ぼしていた






「…スニョン。あたしを助けてくれてありがとう」

SN「…聞いたんだ……置いてきた俺の責任」

「そうじゃない。あたしが何時までもちゃんと向き合わなかった所為だよ…ごめん」

SN「ウォヌの事好きな事は最初から分かってたのに…それでもいいと思って始めたのに…欲が出た俺が悪い」

「…どうしてそんなに優しいの?」

SN「優しくなんかない。ふたりが一緒にいる所見たり話してる姿とかAがウォヌを見つめる視線とかウォヌがAを大切そうに寄り添う姿とか……黒い汚い感情しか生まれない。俺の事ちゃんと見てよって毎日思ってた」




・・・そうだよね




SN「…なんで俺じゃないの?なんで俺は好きになって貰えないの?なんでAは隣にいるのにこんなに遠いの?…そんな事ばっかり……当たり前だよな……」

「……スニョン……」

SN「Aはウォヌを小さい頃からずっと好きなんだもんな…俺が入る隙間なんか無かったのに無理矢理入り込んで勝手に足搔いて勝手に……」

「…そんな事ない。あたしはスニョンの事ちゃんと好きだったんだよ」

SN「…えっ…」

「ちゃんと好きだった。これは嘘じゃない。でもね……」

SN「……俺…もっと頑張ったら可能性はあるの?」

「……頑張るのは違うんだよ…スニョン……」

SN「…違う?」

「…好きになるのに努力しないといけない関係は違うと思う。気が付いたら好きになってる…が…正解なんだよ…」

SN「そうなる為に頑張るんじゃん…そうなって欲しいから…頑張ったじゃん!」



少し声を荒げたスニョンは顔を歪めて俯いた



そうだね・・・スニョンは沢山頑張ったよね・・・

だから・・・



「……スニョンは…どうしたい?」



ゆっくり顔を上げたスニョンはほんのり笑って言った










SN「…別れたくない。傍にいて欲しい。俺を…好きになって欲しい。俺だけ見て欲しい」










真っすぐ向けられた眼差しが懇願する様に潤んでいた













.

A様 こんにちわ♡

2日程遠征の為更新止まります

行ってまいります!!

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設定タグ:SEVENTEEN , ウォヌ , ホシ   
作品ジャンル:恋愛
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いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ハニホシぺんなのです🥰なのでスニョンの物語もいつかお届けする予定ですのでその時はどうぞ可愛がっていただければ幸いです。その際は幸せな物語になるよう頑張りますね💕 (12月16日 23時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - あー!主様もスニョンペンなのですね!ほんといい人すぎて..スニョン氏に幸あれ(´;ω;`) (12月13日 21時) (レス) @page29 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ごめんなさい…辛過ぎますよね😢実は私もスニョンペンなので心が痛いですがこの物語の中のスニョンはどこまでもいい人なんです…スニョンも幸せになれるように見守って下さると嬉しいです💙 (12月12日 7時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - すにょくんペンからすると辛すぎて...。゚゚(´□`。)°゚。 (12月11日 22時) (レス) @page25 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご | 作成日時:2023年12月2日 7時

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