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あたし達のこの時間はお互いの恋人には内緒の時間で
秘密を共有している事があたしにはとても嬉しかった
疚しい事なんて何一つない・・・つもりだけど
昔のふたりに戻ったみたいで大切な時間だった
JF「A。最近なんか元気だな」
「そう?」
JF「…なんか嬉しそう」
「……え…?…そう?」
JF「まぁ…鈍感な人じゃなかったらバレバレかもな」
「…まぢか」
JF「あいつが鈍感でよかったな」
ジフナは多分気付いてる
あたしの片想いの相手が誰なのか
そして、嬉しそうにしてるのがその相手によるものだという事に・・・
JF「俺は口が堅いぞ」
「…知ってる」
JF「いつでも、何でも聞くから。困ったら言えよ」
「ありがと…ジフナ」
ウォヌがいる時間が有るだけであたしはこんなにも心が弾んでいる
ウォヌがあたしの事を好きじゃなくても、ただの幼馴染でしかなくても
あたしにとってはやっぱり変わらず大好きな人だ
SN「A〜!帰ろ〜」
そう・・・
スニョンに最近、酷く罪悪感を抱く様になるくらい・・・
「うん…」
手を繋いでにこにこしながら話しかけてくれる
傷つけてしまっているかもしれないのに何てことないって顔して
居た堪れなくなって立ち止まった
SN「どした?」
「…………」
SN「…A…?」
どうしよう・・・ごめん・・・スニョン・・・
SN「A?…」
「……スニョン…ごめん…」
SN「…何もしてないじゃん」
「……スニョン……あたしっ」
SN「うん…大丈夫だから…」
「……スニョン……」
SN「……泣かないで」
あたしはスニョンの広い心に胡坐をかいて、今もその優しさに包まれたままお別れも出来ない・・・
あたしの心の中にはウォヌしかいないのに・・・
SN「俺…もっと頑張るから」
苦しかった・・・
もう頑張らないでよ・・・
スニョンはもう十分頑張ってる
あたしの心がいつまでも前に進まないだけなのに
スニョンが足りないみたいに言わないで・・・
なのに…
バイバイのキスも・・・拒めない・・・
オッパ・・・助けて・・・
.
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いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ハニホシぺんなのです🥰なのでスニョンの物語もいつかお届けする予定ですのでその時はどうぞ可愛がっていただければ幸いです。その際は幸せな物語になるよう頑張りますね💕 (12月16日 23時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - あー!主様もスニョンペンなのですね!ほんといい人すぎて..スニョン氏に幸あれ(´;ω;`) (12月13日 21時) (レス) @page29 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ごめんなさい…辛過ぎますよね😢実は私もスニョンペンなので心が痛いですがこの物語の中のスニョンはどこまでもいい人なんです…スニョンも幸せになれるように見守って下さると嬉しいです💙 (12月12日 7時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - すにょくんペンからすると辛すぎて...。゚゚(´□`。)°゚。 (12月11日 22時) (レス) @page25 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2023年12月2日 7時