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「…どうして?」
「……後悔して自分の事責めてる…」
「何の後悔?責めてるって?」
ウォヌは黙って暫く遠くを見ていたけど
「Aを大雨の中置いてきてしまった事…」
オッパ達やソア達やジフナがスニョンの事を黙っていたのは今のスニョンを見たらあたしが苦しむから・・・
でも・・・スニョンは何も悪くない
あの日の事はあたしに非がある・・・
スニョンの気持ちに応えられない自分の卑劣さに耐えられなくなってお別れを言ったのはあたしだ・・・
スニョンが自分を責めるのは違うよ・・・
「……あたしが悪いんだよ…スニョンは何もしてない」
「…でもAをひとりにしたのは事実だろ」
「そうだけど…それはっ」
「俺は…病院に運ばれて魘されて苦しんでるAを見て怒りが沸いたよ」
「………」
「こんなになる迄なんで放っておいたんだって…腹が立ったよ、凄く」
「…ウォヌ…?」
「あんな風に攫っておいてちゃんと家まで送り届けるって言っといて……冷たい雨の中……あり得ないだろっ………ヒョン達も怒ってた。ジョンハニヒョンは俺より怒ってたかも…」
「……………」
「俺、決めたから。Aの傍は離れない。絶対」
「……ウォヌ…」
「…スニョンとは……別れたんだろ?」
「……ウォヌ……あたし……スニョンに会わなきゃ…」
「なんで?」
「だってっ…あたしの所為で」
「Aの所為じゃない!」
「…あたしが…別れようって言わなかったらこんな事にはなってないんだよ…」
「…好きなの?」
「…そうじゃない…そうじゃないけど…放っておけない…」
「もう終わったんだ!自分で立ち直るしかないんだよっ!Aは行かせない」
「…なんでよ…なんでウォヌがそんな事決めるの?ウォヌはあたしの彼氏じゃないじゃん!!」
「…っ……」
SC「おいっ!?どうしたんだよ…二人とも…遠くまで聞こえてんぞ」
JH「A…?どうした?」
「オッパ達も…あたしがスニョンの所に行くのは反対?」
SC「…えっ……何しに行くんだ?」
JH「スニョンに会ってどうするんだ?」
「自分を責めてるなら違うって言ってあげないと…あたしが悪いんだよ…スニョンは何もっ」
JH「だからって危険な目に合わせたのはスニョンだろ。数分遅かったら危なかったかもしれないんだ」
ハニオッパの目は真剣で怖かった
此処にいる3人はあたしを置いていなくなったスニョンの事許せないんだね・・・
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いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ハニホシぺんなのです🥰なのでスニョンの物語もいつかお届けする予定ですのでその時はどうぞ可愛がっていただければ幸いです。その際は幸せな物語になるよう頑張りますね💕 (12月16日 23時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - あー!主様もスニョンペンなのですね!ほんといい人すぎて..スニョン氏に幸あれ(´;ω;`) (12月13日 21時) (レス) @page29 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ごめんなさい…辛過ぎますよね😢実は私もスニョンペンなので心が痛いですがこの物語の中のスニョンはどこまでもいい人なんです…スニョンも幸せになれるように見守って下さると嬉しいです💙 (12月12日 7時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - すにょくんペンからすると辛すぎて...。゚゚(´□`。)°゚。 (12月11日 22時) (レス) @page25 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2023年12月2日 7時