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ウォヌとの勉強会は一日も欠けることなく行われてあたしもこの時間を何処か楽しんでいた
受験生だからと理由をつけてスニョンとのデートもそこそこに帰る日々
申し訳ない気持ちとは裏腹に早く帰ってウォヌとの時間を過ごしたくて気持ちは家へと向いていた
SN「A…最近帰るの早くない？」
「そう？」
SN「俺と居るの退屈？」
「…何言ってんの？そんな事ないよ」
SN「…そ？…大学決めた？」
「ん〜。思案中かな」
SN「早く決めないと願書間に合わないよ」
「そうだよね…」
SN「なぁ…やっぱ一緒の大学行かない？」
「……考えてみる」
SN「うんっ」
スニョンは優しい。これは紛れもない事実だ
だけどあたしには日に日にこの優しさへの罪悪感が増していく
自分で始めた彼女という立場を今更”や〜めた”なんて出来ないし
スニョンの優しさに甘えている自分にも嫌気が差し始めていた
でも・・・
ウォヌにも彼女が居る
それは変わっていない
その事実がまたあたしを苦しめて可愛くなれない・・・
だけど・・・
ウォヌは言った
”リアの事は今は良く分かんない…でも…Aとはやっぱり一緒がいい”
あたしにはその言葉はどんな言葉より嬉しくて全てを崩壊しかねない破壊力だった
言った本人はけろっとして不器用に微笑んで大きな手で頭をポンポンした
そんな事したらあたしの始めたウォヌのいない恋の世界線は
またウォヌしかいない世界線に逆戻りしちゃうんだけどな・・・
隣で不安そうなスニョンを見ているとあたしは最低を毎日更新しているなって・・・
SN「A。気分転換に映画でも見に行こうか？」
「映画？」
SN「…嫌ならいいんだけど」
探り探り会話をしている様なスニョン・・・
そんな風にさせてるのはあたしだ
ごめんね・・・スニョン・・・
あたしは彼女失格だよね
いつも不安にさせて、彼女らしいことも何一つしてあげられてない気がする
「いいよ。行こう」
SN「ほんと！？…やった」
無邪気に喜ぶスニョンは家までの道で何度も楽しみだなぁ〜と笑ってた
SN「A…俺さ…もっと仲良くなりたい…」
「仲良く…？」
SN「…うん、もっと色んなAを知りたい」
離れたスニョンの手が両頬を包んで熱い視線を送られて唇は塞がれた・・・
空気の澄んだ夕方の空は綺麗な茜空で
スニョンの頬は夕日なのか恥ずかしさなのか分からないくらい紅くなっていた
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いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ハニホシぺんなのです🥰なのでスニョンの物語もいつかお届けする予定ですのでその時はどうぞ可愛がっていただければ幸いです。その際は幸せな物語になるよう頑張りますね💕 (12月16日 23時) (
レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - あー！主様もスニョンペンなのですね！ほんといい人すぎて..スニョン氏に幸あれ(´；ω；｀) (12月13日 21時) (レス) @page29 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 犬こそ正義さん» ごめんなさい…辛過ぎますよね😢実は私もスニョンペンなので心が痛いですがこの物語の中のスニョンはどこまでもいい人なんです…スニョンも幸せになれるように見守って下さると嬉しいです💙 (12月12日 7時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - すにょくんペンからすると辛すぎて...｡ﾟﾟ(´□`｡)°ﾟ｡ (12月11日 22時) (レス) @page25 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご
| 作成日時：2023年12月2日 7時
