４ WZ ページ4
A
小さくてよく笑って裏表が無くて純粋な人
俺よりも小さい所がまたいい
同い年で俺より３ヶ月ほど誕生日が早くて血液型はO型
お互いのパーソナルな部分を少しずつ知りながら時が経つのは早くて
あの雄叫びからもうすぐ半年が経とうとしていた
頻繁に行く公園ではなかったのに出逢ってからあの公園は俺の日常になった
煮詰まったら行く公園だったのに、もう行かないと落ち着かない
今日も居るだろうか・・・
Aの好きなするめソーメンを持って今日もせっせと真っ暗な公園に向かう
「あっ！ジフナ〜！やっほ」
「よっ！A。はいこれっ」
「ふふっ…今日もありがとう。じゃああたしも」
いつものおにぎり・・・え？・・・
「…手作り？」
「あ、嫌だったら食べなくていいから。ご飯が余っちゃったの」
「食べないわけないし」
「ふふっ…そ？」
俺たちは敬語が外れお互いを呼び捨てで呼ぶようになり心の距離はかなり縮んではいた
でも・・・
「…なんかあった？」
「ん？…別に何も無いよ…」
「…そ？」
「…ジフナ……」
「ん？」
「……好きな人っている？」
唐突の質問に一瞬固まった・・・
「……何急に」
「だよね…」
「……いるの？…好きな人…」
「…いない…と思う…けど…」
「…なに？その微妙な感じ」
「…ねぇ…なんだろね…」
Aが誰かに恋をしているとしたらAが名付けた俺たちのお化け友達の関係も終りを告げるんだろうか・・・
連絡先も何処に住んでいるかも何の仕事をしているかも実は知らない俺たちは
この公園だけが共通点で此処に来ないと会えない関係
暗闇の中で顔もはっきり分からない俺たちはきっと昼間に会ったらほぼ初対面だ・・・
かといってどちらかが素性を求めて明かりのある場所に行こうとはならないのは
きっとこの関係が居心地良いからで・・・
もし、一歩歩み寄ったら壊れてしまうと思う？
それとも・・・
俺たちはもっと距離は縮まる？・・・
勇気の無い俺はこの暗闇のお化け友達の境界線を越える事を躊躇っていた・・・
ただ一つ確かなのは
Aがもし思いを寄せる人が出来ているとしたなら
それが俺ならどれ程良いかなって・・・
だって俺は・・・多分・・・君の事が・・・
好き・・・だと思うから・・・
.
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いちご(プロフ) - まぁさん» ありがとうございます🤗めちゃくちゃ嬉しいです😊かなりお待たせしてしまっていますが今頑張って作成中ですのでもうしばらくお待ちください。🐯ですね。リクエストありがとうございます💕畏まりました。ちょっとだけお時間下さい☆彡 (2月9日 23時) (
レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - どの作品も素敵です✨キュンキュンと切なさが最高です〜次こそは🐯さんメインをお願いします😭✨ (2月9日 15時) (レス) @page47 id: 0b542fe998 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - エルさん» わぁ…めちゃくちゃ嬉しいです😭ありがとうございます！ドギョムのお話も描く予定でしたのでお待ちいただければ幸いです😊作品が前後するかもしれませんが素敵なドギョムに出逢えるよう頑張りますね💛 (1月13日 0時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - めちゃくちゃドギョムのお話楽しみにしてます😆ただ、🍓さんの計画もあると思うので、🍓さんの描きたいお話からで大丈夫です！どんなお話も絶対素敵なので…😉 (1月13日 0時) (レス) @page47 id: 4223053289 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - エルさん» ありがとうございます💕ウジの恋が実っていちご🍓も嬉しかったです😊ドギョム！了解いたしました！どんなドギョムを描けるか分かりませんがお気に召して頂ける様なドギョムをピュアな気持ちで描いてみようと思います🤗 (1月12日 4時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご
| 作成日時：2024年1月1日 23時
