１７９ ページ29
勘違いだった？
それとも・・・逸らされた？・・・
そうか・・・
そうだよね・・・
あたしの事はもう・・・・
「おはよう…」
SG「…っ！？ヌナ！？…も、もう１回言って貰えます？」
「ん？…おはよう」
お口に手を充てて椅子ごと後ろに滑って行く
「あ、あぁ…声ね…という訳で今日は電話には出れませんので…お願いしてもいいかな？」
SG「わぁ〜テバ！…ヌナ…これ何に見えます？」
絵を見せられた
「ん？…どこでもドア？」
SG「ぶははははっ！！…そっくり…あはははっ！やばっ…」
「ちょっと〜！！…あぁ…ちんちゃ…」
その日は会う人会う人に笑われたような・・・
でもオッパとは会話ひとつなくて目も合わなかった
今日は残業する人も居なくて今残ってるのはあたしとオッパだけみたい・・・
こんな時に二人きりは拷問だよ・・・
仕事を切り上げて帰る支度を始めた
JH「帰るのか？」
その声にビクッとなった
「はい……」
JH「凄い声だな…風邪ひいたの？」
「いえ……」
JH「話が有るんだけど…」
「すみません…今日は予定が…」
JH「じゃあ明日」
「すみません…明日も予定が…」
JH「…そか。わかった。気を付けて帰れよ」
そっと置かれたのど飴・・・
泣きそうになって走ってオフィスを後にした・・・
手に握りしめたのど飴を眺める・・・
あたし達は・・・
あたしが全部悪いのに・・・
泣きたくないのに涙が止まらくて
ウォヌオッパが見たら心配するの分かってるのに・・・
しゃがんで俯いて目を瞑って泣かない様にしてるのに・・・
靴が見えてあたしの前で止まった歩み・・・
しゃがんだ後大きな手が頭に乗っかってよしよししていた
「…ごめんね…ウォヌオッパ…ちょっとだけ…」
WN「いいよ。泣きたい時は泣けばいい。我慢しなくていい」
あの時もオッパはあたしに泣く時間をくれたよね
本当に優しい人だ
「ありがとう…オッパ」
WN「行こうか？」
「うん…」
そっと繋がれた手にのど飴が有って
WN「ん？」
「あ、ごめん…貰ったの」
WN「…そか」
ウォヌオッパはそのまま手を引いて買い物を済ませて
”どうぞ”と部屋に招いてくれた
オッパの部屋は相変わらずで
WN「何も変わってないぞ〜」
キッチンから声が聞こえた
「あたしも手伝う」
WN「ん。じゃあAはお皿とか用意して」
「分かった」
キッチンから美味しそうな匂いが
「いい匂い〜」
WN「もう出来るよ」
早く食べよ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 293人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご(プロフ) - remonedo0130さん» わぁ〜ありがとうございます♡凄く励みになります。新しいお話も気に入って頂けるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします☆ (10月2日 21時) (
レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - いちご様 初めましてのコメントです♡こちらのお話、毎日の楽しみでした(*^^*)作者様、お疲れ様でした♡新作も読ませて頂いております♪ (10月2日 16時) (レス) @page47 id: 1acfa95587 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - ぴさん» ぴ様 ありがとうございます！そうなんですよね…ほんとに最初はウォヌと恋に落ちる予定でした。何故かハニと結ばれてしまったので今度は他メンとと思ってますが次も恋の相手はハニです…いつか公開しますので気長く待ってくれると嬉しいです♡ (10月1日 1時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - わーーー終わってしまいましたーーー！たしかに、スヒョンとかウォヌとか出てきたメンバーたち、主に恋愛的な感情なかったのかなぁなんて思ってたので、もし他の人でも小話が出るなら楽しみです…！とりあえず、お疲れ様でした！ (10月1日 0時) (レス) @page47 id: 69b32d86ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちご
| 作成日時：2023年9月2日 21時
