１７２ ページ22
自分の気持ちに気が付いても一歩が踏み出せなくて
ジフンさんに会いたくなった
今日は日曜日だからお休みの札が掛かってて覗いてみたけどいないみたい・・・
連絡してから来ればよかったな・・・
帰ろうとしたら名前を呼ばれた
JF「A。なんて顔してんだよ…入れ」
腕を引かれてドアはあっさり開いて中に・・・
「閉まってなかったの？」
JF「来そうな気がしたから」
ジフンさんは昔からこういう人だ
あたしはジフンさんと一緒にいたいよ・・・
JF「俺は何もしてやれないぞ」
「え？」
JF「俺とAはこの距離だからいいんだ」
「ふふっ、そうだね」
JF「で？どした？」
「…好きな人が出来た…と思う」
JF「思うって何だよ」
「だって…」
JF「ユンジョンハン…だっけ？」
「！？…なんで？」
JF「ちょっと、病院でな」
「病院？」
JF「A。何が怖い？」
ジフンさんは何でもお見通し・・・
JF「ジュンハンさんはあの日Aの部屋の前でずっと立ってた。入らないのかって聞いたらAに合わせる顔が無いって、もう幻滅されたかもしれないって…」
「…幻滅？」
JF「こんな自分は純粋なAには相応しくないって」
「……っでも」
JF「そう、俺がちゃんと会って受け止めてやって欲しいって言ったんだ」
あたしの知らない所で皆オッパに会ってたんだ
JF「信じていいんじゃない？ビデオ見たんだろ？」
「え…？ジフンさんが何で？」
JF「俺だけじゃない。あそこにいた全員が見てる。ジョンハンさん以外な」
「オッパ以外？」
JF「そう。スニョンもウォヌ？ももう気持ちの整理は付いてるんじゃないかな。あとはA。好きなら好きって言わないと…もう相談に乗ってやんないぞ」
「あたしにそんな資格ある？」
JF「資格？」
「オッパを置いて行っちゃった…先輩しか見えてなかったあたしに資格あるのかな…」
JF「あの状況で着いて行かない方がどうかと思うけど」
「…他の誰かに取られてもいいのか？ってギュが言ったの…嫌だと思った…だけど…」
JF「まだ怖いのは灰色だからか？」
先輩との思い出に決着がついてないからなの？
でもあたしはもう・・・
JF「一緒に行ってやろうか？」
ひとりで向き合わないと意味が無いんだよね・・・きっとそういう事なんだよね・・・
「ひとりで行く。ジフンさん、ありがとう」
JF「ん〜。ファイティン！」
ちゃんと決着付けよう・・・先輩
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 293人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご(プロフ) - remonedo0130さん» わぁ〜ありがとうございます♡凄く励みになります。新しいお話も気に入って頂けるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします☆ (10月2日 21時) (
レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - いちご様 初めましてのコメントです♡こちらのお話、毎日の楽しみでした(*^^*)作者様、お疲れ様でした♡新作も読ませて頂いております♪ (10月2日 16時) (レス) @page47 id: 1acfa95587 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - ぴさん» ぴ様 ありがとうございます！そうなんですよね…ほんとに最初はウォヌと恋に落ちる予定でした。何故かハニと結ばれてしまったので今度は他メンとと思ってますが次も恋の相手はハニです…いつか公開しますので気長く待ってくれると嬉しいです♡ (10月1日 1時) (レス) id: 842e4f971a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - わーーー終わってしまいましたーーー！たしかに、スヒョンとかウォヌとか出てきたメンバーたち、主に恋愛的な感情なかったのかなぁなんて思ってたので、もし他の人でも小話が出るなら楽しみです…！とりあえず、お疲れ様でした！ (10月1日 0時) (レス) @page47 id: 69b32d86ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちご
| 作成日時：2023年9月2日 21時
