お家で映画鑑賞2 ページ6
「………………」
「は〜っおもしろかった！何回観てもこの終わり方最悪すぎて最高…♡」
大好きな映画を大好きな先輩と観れて嬉しいなあなんて呑気ににまにましてたら隣に座ってるとやくんが静かなことに気づいた。
「とやくん…？」
「す、救いなさすぎじゃ無いですか！？」
「わ、びっくりした」
「こんな虚しいことあります！？1人生き残り息子も友人も亡くしその上他の人間は助かるなんて！」
うわあ〜！と頭を抱えて悶えるとやくん。
どうしよう、俺は凄く好きな映画だけど好み分かれる内容だし別のにしとけばよかったかも…。
「ごめんなさい、とやくん苦手でしたか…？俺、とやくんと一緒に映画観れるの嬉しくて…とやくんの好み考えてなかった…」
「(うわあ〜〜〜Aくんの落ち込んだ顔可愛い…♡)」
「……とやくん？」
「…あっ、いえ、内容は凄く面白かったです！ちょっと終わり方に驚いただけで…僕もこの映画好きですよ」
情けなくて凹む俺をヨーシヨシヨシと犬のように撫で回すとやさん。
やっぱこの人優しい。
「わは、んん、とやくんくすぐったいですよ」
「んふふふ！Aくんかわいい」
「！」
「ね、Aくんが良かったら敬語外しませんか？距離が遠い気がしてずっと寂しかったんです。」
撫で回していた頭からそっと俺の両頬に手を移動させたとやさん。
自分のかわいい顔の使い方を存分に理解してるらしい彼は、上目遣いで小首を傾げている。
「いいんですか？…俺ももっととやくんと仲良くなりたい……」
「ふふ。もちろんです。ね、Aくん今日泊まって行ってもいい？」
「うん！とやくんが大丈夫なら泊まってって？そだ、とやくんがくれたエクレアたべよ？コーヒー…ココア淹れてくるからちょっと待ってて〜」
ていうかとやくんがお泊まりするの初かも〜！とやくんが良ければ今度はもっと元気が出る内容の映画誘っちゃおっかな！
呑気に鼻歌を歌いながらキッチンに向かう俺はとやくんが震えながら悶えてるなんてこと、知る由もないのである！
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星見(プロフ) - おもちさん» おもちさん、コメントありがとうございます！是非参考にさせていただきますね☺️ 楽しく読んでいただけて嬉しいです。これからも是非読んでやってください〜◎ (2022年12月9日 13時) (
レス) id: 54c6a8dd99 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！kidさんを出していただけたらなぁ、と思っております！！無理にとは言わないのでぜひ参考までに…🙇💦 (2022年12月8日 23時) (レス) @page13 id: 415e214a34 (このIDを非表示/違反報告)
星見(プロフ) - 苺さん» コメントありがとうございます！参考にさせていただきますね◎ 申し訳ないのですがグループ名が伏せ字でない為後ほどコメントを削除させていただきます。 是非これからも読んでくださると嬉しいです〜。 (2022年12月8日 23時) (レス) id: 54c6a8dd99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星見 | 作成日時：2022年12月3日 12時
