新人スタッフさんは俺の

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佐「ほっかいどーはでっかいどー！！！」

向「でっかいどー！！」

目「2人ともうるさい」

ラ「めっちゃ寒いね」

渡「サンダルやめといて正解だったわ」




飛行機で移動して疲れてるはずなのに、平常運転の佐久間と康二

どっからその元気湧き出てくんの？分かんね




深「さみーなぁ」

『だな』

阿「あっち、車待ってるよ」




マネージャーさんから連絡が来てた通り、大きめの車2台に5人と4人で分かれて乗り込む




『お願いします………え』


「ふふ、どうぞ乗ってください」




運転席でハンドルを握っているのは紛れもなくAで

え、なんで？なんで車乗ってんの？




深「お、Aちゃんやっほお」


佐「あ！おはよー！」


ラ「いわもつくん大当たりじゃん！」


『まって、俺助手席乗っていい？』


「何言ってんのよ、早く乗ってドア閉めて！寒いから！」


『んだよ、ダメなの？』


「置いてくよ」


『お前ホテルで覚えとけよ』


佐「わああ、ラウールは聞かなくていいからね〜」


ラ「うんっ、俺なんもわかんない！」


深「かわいいいなああああ」




他の3人は放っておいて、少し耳を赤くする彼女を撫で回したい。


....てかさ、なんで彼氏の俺が初めて彼女が運転する車に乗る時に3人も同乗してんの？おかしくね？




「出発しますよ〜、シートベルトして下さいね〜」


佐「にゃす！！」


深「はーい、ラウこっちだよシートベルト」


ラ「え？これじゃ無いの？」


『それ真ん中のシートのだから、笑』


ラ「もつもつくんありがと！」


『あのさ、さっきからいわもつくんとかもつもつくんとか、なんなんだよ笑』






でも結構大きめの車を平気な顔して運転できちゃう俺の彼女、カッコ良くね


マジで好き、そういう子。俺が運転とか好きだから、余計とかな？


落ち着いたら一緒に車で遠くまで行きたいし、今度話してみよ。






「降りる準備して下さいね、今そっちのドア開けます」






車が停まると、俺たちが荷物を持って準備してる間に、後部座席のドアを開けてくれて


こんなとこまで気が回る子、うん、好き





深「ひかる？降りねえの？」


『ん、先行ってて』

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