. さくま ページ7
「え、なんでいるの」
教室のドアが開いて、少しブカっとしたジャージを着たAちゃんが出てきた
『えー?置いてくわけないじゃん!翔太はバスケ好きだから先行っちゃった』
「ごめん、ジャージもありがとう」
『んふふ、いいえー』
右胸に刺繍された「佐久間」という文字
『やっぱ俺のだと大きいねえ』
「んー、大きいね」
『臭くなかった?上は着てないから大丈夫だと思うけど』
「ううん、ぎゃく」
『ぎゃく?』
「良い匂いした」
まっっって、佐久間さんそれは聞いてない!!
ズキュンした!!今俺ズキュンした!!
そのさ、チャック一番上まで上げてそこに鼻まで埋める?っていうの?襟のところ匂い嗅いでる姿もちょおかわいいもん!!
「さっくん?」
『...んは、うん、んふ、良かった!』
「気持ち悪いね」
『ちょ!?急に悪口言うじゃん!』
「はいはい、じゃあね、女子あっちだから」
『わー!!またね!!あとでね!!』
体育館はネットで半分に仕切られていて、右半分は女子左側は男子で使うから
体育館に入ったらすぐにお別れ
渡「さくまー、俺と同じチームな」
『おっ、まじ?翔太いるなら心強いわ!』
渡「まあ楽しくな、やろうな」
『んふー、了解ピーマンでありますでございます!!』
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pon(プロフ) - 咲里以さん» 初めまして!な、なんて嬉しいお言葉……😭😭すっごいやる気が漲ってきましたので、頑張ってお話更新します!!いつもありがとうございます!!! (2022年4月18日 22時) (レス) id: d7570fd1dc (このIDを非表示/違反報告)
咲里以 - 初めまして!密かにこのお話から胸きゅんを頂戴しています!続き楽しみです!主様のペースで頑張ってください🌸 (2022年4月14日 7時) (レス) id: d6172fab00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pon | 作成日時:2021年12月27日 23時