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「もういける？」
『うん、ありがとう』
珠「お腹いっぱいだね〜！」
渡「お前食い過ぎだろ」
食べ終わって、お盆を返しに行く間に袋を持ってくれてて
全然自分で持つけど頑なに離さないから、この前の亮平くんとひーさんもそうだけど、最近の男の子はやっぱりしっかりしてるなと思う。レディーファースト？的な？
食い過ぎだと言われていた珠那ちゃんは、自分の料理を食べた後に翔太くんのたこ焼きを横取りしていた。あんな細い体のどこに入っていくのやら。
「んね、もう別行動なしなぁい？」
渡「和香独り占めしたいだけじゃねぇか」
「ふふ、それもそうだけどさぁ、2人とも行くお店違いそうだから二手に分かれた方が早いんじゃないかなーって」
珠「たしかに、時間限られてるもんね…ちょっとの間別行動にしようか」
『うん、そうだね』
渡「じゃあ、15時にまたここ集合な」
独り占めがどうたらと言うのは冗談だろうし聞き流して
2階の中央のソファに15時に集合することになった。
「うし、Aちゃんなに見たい？」
『うーん、靴かなぁ』
「ん、じゃあ靴屋さん見に行こっか」
何店かある靴屋さんをハシゴして色んな靴を見るけど、なんだかピンとこない。
『どうしよう…』
「その黒いスニーカー似合うと思ったけどなあ〜佐久間さんも似てるやつ持ってるし」
『あ、これ？』
ちょうど手に持っていた黒のスニーカーをくいくいと顎でさすさっくん
たしかに可愛いんだよなぁ、今日買った服とも合いそうだし
『ん〜…可愛いよね…』
「俺は好き」
『じゃあこれにしよ。さっくん信じる！』
「んひ、やったね」
靴まで持ってくれようとしたけど、流石に両手塞がっちゃうから遠慮して
靴なんていつぶりに買ったかなぁ。なんか、嬉しい
.
『あ、さっくんちょっと見て良い？』
ほぼお買い物が終わって、集合時間までぶらぶらしていたら目に入ったアクセサリー屋さん
ヘアピンとかネックレスとか、あんまり見たことないから見てみようかな
「これAちゃん似合いそうだね」
とさっくんが手に取ったのは、小さいお花がモチーフのヘアピン
ピンク色で、キラキラしてて可愛いなぁ…
『可愛いね』
「でしょ？ん、ほら似合う」
ピンを私の頭に重ねると、愛しいものを見るかのような優しい瞳で、ふわりと微笑んだ
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pon(プロフ) - 咲里以さん» 初めまして！な、なんて嬉しいお言葉……😭😭すっごいやる気が漲ってきましたので、頑張ってお話更新します！！いつもありがとうございます！！！ (2022年4月18日 22時) (
レス) id: d7570fd1dc (このIDを非表示/違反報告)
咲里以 - 初めまして！密かにこのお話から胸きゅんを頂戴しています！続き楽しみです！主様のペースで頑張ってください🌸 (2022年4月14日 7時) (レス) id: d6172fab00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pon | 作成日時：2021年12月27日 23時
