第14球 夏の大会、始まります ページ37
いよいよ今日は開会式。夏が始まります。
東西合わせて260高、3週間で2校、絶対もう一度ここへ…。
あれ？
「さ、暁君？」
「A、ちょうどよかった！」
「人に酔っちゃったみたいで…」
「人工多かったもんね…。水飲める？少しは楽になるよ？」
「降谷てめぇ、自分で歩けよ！」
「む、無理…」
「え！？こいつが降谷！？」
この声…。
「あー！稲実のスパイ野郎！！！またうちの情報を探りに来たのか！？」
「勝手に喋りそうだったのは栄君じゃ…」
「あ、Aー！！」
めーちゃんがこっちくる。
勢いよく抱きつかれそうになって
「はぁい、暑苦しいから鳴近づかないでくれる？」
「いいじゃん一也！ちょっとくらい！」
ゆきくんの大きな背中が見えた。
背番号…平気そう。歪んでなくてよかった。
「A…」
「うっ、おもっいっ」
「降谷君、流石にAちゃんじゃ支えることできないから」
なんとか暁君に水を飲んでもらうけど…、回復するかな…？
「じゃA決勝でね」
「めーちゃんも頑張って」
「なんで稲実の応援すんだよ」
「A、俺の事大好きだから」
「はぁ？」
「調子にのってないでいくぞ、お前らうちと当たるまでこけるなよ」
「ああ」
決勝、決勝まで会うことはない。絶対稲実は勝ち上がってくる。
私たちも負けられない。
(ところでA、ユニフォームおばさんとおじさんに送っただろ)
(うん、4人ともつけ終わって着てもらった時に)
(俺、あの後大変だったんだけど？)
(どーして？おとーさんにいじめられた？)
(いじめって…、まぁちげーけど…、もういいや)
(よかったねっていう連絡はきたよ？)
(あー、うん、俺もきた(それだけでなく、そこの男3人はどこのどいつだとかおじさんだけでなく、おばさんからも電話きたんだよな…。Aにはそういうのきてなくて、問い詰められるのは俺の仕事なのね…))
(？)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (4月2日 2時) (
レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星河実羽 | 作成日時：2023年9月12日 22時
