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「うおおおおー！！奇跡だ！！A！金丸！見てくれー！！見事な赤点回避！！！」
35…36…30…35…など…あ、赤点になるくらいって聞いて勉強してこの点数…。
「全部ギリギリじゃねーか…」
「や、山貼って挑んで正解だったね…」
「だな…、月宮もお疲れ」
「うん」
「Aは！どうだった！？」
………ふい。
「え」
「おい」
「まさか赤点！？」
「そ、そんなことないもんっ。栄君よりは点数いいもん！」
「なら見せろよっ」
「やだっ」
「人の見といて自分のは見せねーなんて卑怯だぞー！」
「見せてっていってないもんっ。栄君が勝手に見せてきたんだもんっ！」
「そ、そうだった」
そうだよ…。
「隙あり！」
「あっ！」
75、50、56、70、55…。国、数、理、社、英の点数。
「俺より全然いいじゃねーか！！」
「そ、それは普通っ」
「普通！？」
「平均ギリギリ…、月宮、お前って勉強出来なかったのか？」
「うっっ」
女の子が全員勉強出来ると思わないでっ。
ちなみに暁君は1つ赤点だったらしい…。
とりあえず、赤点はないから大丈夫、だよね？
あとは…。
(Aー)
(えっ、はやっ)
(え、何で御幸先輩1年の教室に？)
(Aテスト、出せ)
(りょ、寮戻ってから)
(だって逃げんじゃん)
(そ、そんなこと)
(聞いてください御幸先輩！Aと金丸のやつのおかげで俺の赤点なんすよ！Aも俺より点数良くて！たしか…)
(ちょっ栄君！？)
(よし沢村、そのまま小声で教えろ)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (4月2日 2時) (
レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星河実羽 | 作成日時：2023年9月12日 22時
