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修北戦。先発は丹波先輩。
調子は悪くない、と思う。
「球数は？」
「えと、43球です」
「いいペースで投げてますね、ここまでは」
「ナイスピッチ、丹波」
ベンチでも打ち合わせしてるし、いいバッテリーになってきている。な、なんか1年生投手組はぶーぶーいってるけど、春君の一言でトドメが刺さったらしい。
「凄い」
「夏に向けて仕上がりは順調だな」
「はい、凄いですっ。投げてみたいですっ」
「スプリット」
「うっ」
実はまだスプリットは完成してません…。フォーク系の変化球苦手なのかな…。
丹波先輩のエースとしての風格がよりでてきた。けど…。
ドーンッッ！
「丹波先輩！！」
皆で丹波先輩の元へ駆けつける。
「本当に申し訳ございません 」
わかってる。相手もわざとじゃない、けど。
「あくまで、プレー中に起きてしまったアクシデント、そちらの投手を責めることはできません。」
試合はここでお終い。丹波先輩は病院へと運ばれた。
チームは…動揺がうまれ、切り替えが上手くできないでいた。
稲実とは決勝…。準決勝で市大三高…。沈んでる暇なんてない。
1年生投手組はクリス先輩の元、投手としての、細かい練習をし始めた。
私は…。
「次っ、誰が打ち取られたいですかっ！」
(うわー…A燃えてる…。昨日、一昨日、投げれなかったからじゃねーなこれは…)
フリーバッティングだけど、そう簡単には打たせないように投げた。アウトコースだったら、何を投げてもいい。そういう指示だった。球数は120まで。
私は選手じゃないし、先輩たちと比べて一緒に過ごした時間は短いけれど、力にはなれるはず。
(次っ！)
(御幸、Aのやつ気合い入ってんのかペース早すぎねーか？)
(こりゃ新たな欠点も見つかったな)
(ヒット打ってやるか、目を覚ましてやんねーと)
(ホームランじゃねーと無理だろ。あっ、哲さんがホームラン決め…れなかった)
(ヒャハハっ、…まずくね？)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (4月2日 2時) (
レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星河実羽 | 作成日時：2023年9月12日 22時
