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投手交代、今度は栄君の番。

「沢村、お前は」
「はい!」
「…とにかく頑張って投げろ」
「そんだけ!?」

でもかんさんだって、期待してないわけじゃないんだよ。

「栄君、リラックスね」
「おう!」

暁君はそのままレフト。暁君の打撃はベンチにしては勿体ない。
夏でも暁君、使う気満々かな。

それにしても栄君、初一軍マウンドで全然緊張してない。
ボークやヒットもあるけど、なんとか無失点。
それでも不満そうな栄君。でも、ゆきくんが栄君に色々教えてるし…多分大丈夫。
それよりも…。

「ゆきくん、今日まだノーヒット」
「うぐっ」
「ヒャハハっ!Aっ、もっといってやれ!!」
「そろそろ、ヒット欲しいなあ。今日、ボール投げたいなー」
「ボールはダメだって昨日言ったろ!?」
「ヒットくれたら満足するかも」
「プレッシャー…」
「Aのやつ、結構言うんだな」
「うん」
「見かけによらないね…」

あ、哲先輩が走った。

「一塁と二塁とに居るんじゃ、御幸の集中力が変わるからな」
「私的には、いつもヒット打って欲しいです…」
「まあ、それはそうだ」

ちゃちゃいれてる…。

キーーン!!!

ライト線、長打コース!!
哲先輩が戻ってきて1点取れたっ。

白州先輩も、ヒットにはならなかったけど、ゆきくんが3塁まで進めたし、
次は栄君…。栄君かぁ…。
元気はあるんだけど。

「そう、だよね…」

ヒットならず三球三振。
でも、問題はこっから。
バックに助けられながら、アウトを取って4番。

「頑張れ」

インコースに、決まった栄君の球。栄君まだまだ伸び代ある。


「あ、あのこれおにぎりです!帰りに食べてください」
「おおー!おおきにー!手作り!?」
「美味しくなかったらごめんなさい」
「ええなー!5人も女子マネージャーがおって!しかもめっちゃ可愛いし!」

先輩たち美人だし、春ちゃんもちょっとおっちょこちょいのところ含めて可愛いと思う。

大阪桐生とは14対7で私たちは負けたけれど、栄君は3失点だけですんだ。
いい投手だな…。

「「ありがとうございました!!」」

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (4月2日 2時) (レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星河実羽 | 作成日時:2023年9月12日 22時

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