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「いや、その…、全然投げてなくって、少し時間があったから」
「御幸に頼まなかったのか?」
「疲れているだろうし…、それに明日や明後日の打ち合わせとかあるだろうし…」
「遠慮がちだな」
「そう、です?」
「ああ。球威がないのは合宿の疲れのせいだ。疲れた体で投げ込みをしたってオーバーワークどころか、変なところで体を痛めかねん。Aは選手たちとは体の作りが違うからな。やるなら今は焦らず、シャドーピッチングをオススメする」
クリス先輩に言われたら、はいとしか言えない。
「わかりました…」
「それと」
「?」
「御幸に怒られてこい」
「………えっ?」
な、なにか悪いこと…、した??
(Aちゃーーーん???)
(お、怒って…る…?)
(なんで怒ってないと思ってんの??)
(え、え?)
(A諦めろ)
(Aいってらっしゃい)
(え、もち先輩?ノリ先輩?栄君も暁君も無視しないでっ!?)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (4月2日 2時) (レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星河実羽 | 作成日時:2023年9月12日 22時