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もうすぐ合宿も大詰め。 かんさんのノックに大して、ボロボロな先輩たち。
そんな先輩たちでも必死に球にくらいついて、まだやる、まだやれるっていう気迫が見える。こんな人たちに後ろ守って貰えるんだ。凄いよね…。
…いいなぁ、羨ましい。
「えっと…」
「A…、今からご飯？」
「暁君、そうなんだけど…、えっと…、どういう状況？」
「聞いてくれよA！！御幸のやつひでーんだぜ！！俺たちと話すことはなにもないってよ！！」
「そこまで言ってねーだろ！？Aが誤解を生むようなこと言うな！」
だ、大丈夫そうに見えるから一旦ご飯取りに行こうかな…。今日の最後は先輩たちのノックだけだったから早めに終わって、私もまだ余裕を持って食べらるくらいの時間だった。
「Aー！こっちで一緒に食おーぜー！」
「栄君、う」
「A、こっち空いてる」
「あっ、そこ座んな降谷！！」
「さ、暁君？？え、と」
「A、こっちこい」
「ゆ、ゆき、くん」
「御幸も！？」
「いつも一緒」
「俺はAを見張ってなきゃいけねーの。目を離すとすぐ食べねーんだから」
「わかる」
「俺だって、そんなの気づいてるしっ！」
え、栄君も、よくみてるの？？意外…。
「今失礼なこと考えなかったか！？」
「うっせーぞ！！沢村！！！」
「俺だけ！？」
あはは、栄君、いじられてるなぁ。
私が座る場所、それは…。
「だよな」
「ゆきくん、後からうるさそうだから」
「ひっでっ」
やっぱりゆきくんだった。
「ちょっとくらい後輩に譲ってくれてもいいと思いまーす！！」
「そーだそーだー！」
「お前ら、うるせー。早く飯食え」
皆の声が聞こえるご飯は、美味しい。ずっと後回しにしてたからよけいに今日がより美味しく感じる。
(…)
(ゆきくん、ずっとこっち見てるけど食べないの？)
(ちゃーんと、食べてるよ。たまたま視線がこっちにいっちゃうのー)
(そう、なんだ？)
(御幸先輩、やっぱ変わりませんか？)
(そうだぞA！そいつは危険だ！俺の野生の勘が言っている！)
(栄君、やっぱり犬だったの？)
(え？)
(はははっっ、A言うようになったなー！)
(何かあのメガネにいわれたのか！？)
(俺、先輩)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (4月2日 2時) (
レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星河実羽 | 作成日時：2023年9月12日 22時
