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手越side
夜中、物音に目が覚める
よく耳を済ませてみれば、まっすーが寝てる寝室の方から声が聞こえてきた
心配になって寝室に入ると、まっすーは体を起こして用意しておいたバケツを抱えて浅く息を繰り返していた
手「辛いね…」
隣に行って背中をさする
バケツの中にはもう嘔吐物が入っていて、何度か吐いてしまっていたことがわかる
俺は一旦バケツを綺麗にしてから再びまっすーのいる寝室に戻った
そしてそれをまっすーの横に置く
手越うつるって必死に俺を追い出そうとするまっすーだったけど、横になっても苦しそうに何度も何度も体をよじる姿を見てたら心配で、その晩は寝れずにまっすーのいる部屋と自分が寝てる部屋を行ったり来たりした
翌日
まぁ俺は寝れてないから昨日の延長って感じなんだけど…
まっすーは明け方眠れたみたいで、お昼頃に目を覚ましたときには大分元気になっていてホッとした
あんな苦しそうなのもう見たくないからね
食欲はまだ無いみたいだけどこの感じならすぐ良くなるよね
今日撮影が入っていた俺はここで帰ることにした
．
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作者名：星ます | 作成日時：2017年12月17日 21時
