君を忘れない

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翌日、

大事をとって入院しただけと聞いていた手越のお見舞いに来た俺は驚いた




手越の体に繋がるたくさんのチューブや点滴






「、そんな容態悪かったの…」



「へへ…元気なんだけどね〜笑」





そこには、ドラマでしか見たことないような機械まであって…







「…ねぇ手越、」


「ん？」








「＿＿お前…、なんか病気なの…？」






違うって言って、、




半信半疑で聞いてみた質問だった






でも、

その時の一瞬の沈黙、

手越の表情で、

分かってしまった







「、違うって…笑
も〜まっすー何言ってんの？笑」






いつも正直な手越だから、嘘つくのが下手なんだよ…





「…そっか、」




「うん！だってほら！めっちゃ元気だし俺」

「あ、点滴ついてんの忘れてたわぁ笑」







でも、手越が必死に隠そうとするから、それ以上は問い詰められなかった








今でも後悔してる

あの時、俺がもっと手越の心に気付いてあげられてたら、、





あの笑顔の裏で、手越の心は泣いていたね…

助けてほしかったよね……




、ごめんな…。




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