熱中症 ページ44
増田side
今日は久しぶりにNEWS4人でお出かけ
外は暑くて最高気温34℃
あっついあっつい
俺は少し先を楽しそうにいちゃつきながら歩く小山と手越を見ながらダラダラ後ろで歩いた
俺の前にはシゲがいる
シゲも暑そうだな〜
汗めっちゃかいてるし
そんな事を考えていたらシゲが一瞬歩くのをやめて止まったので、そのまま歩いていた俺はシゲに追いついて隣に並んだ
どうしたのかなって思ってシゲを見たら手で目を覆いながら俯いていた
増「大丈夫？」
シゲからの返事はない
増「くらくらする？」
そう聞くと小さく頷いた
…熱中症かも、ヤバそうだな
増「シゲ、一回休もっか。」
近くに涼しいところがなかったので、直ぐそばにあったベンチまで目を覆い俯いたままのシゲの肩を抱えて連れて行って座らせる
増「小山〜手越〜、ちょっと待って。
シゲ具合悪いみたいだからちょっと休も？」
少し遠くに行ってしまった小山と手越に声をかけると、あまり聞こえなかったのか不思議そうにこちらに向かってきた
シゲはまだ俯いたまま
増「シゲ、飲み物ある？」
無言で頷いたシゲ
増「ごめんね、勝手に出すね。」
シゲのカバンから見つけたスポーツドリンクはまだ一口も飲まれていなかった
これじゃダウンするわ
俺なんてもう2本目も飲み終わりそうなのに…
増「シゲー、気持ち悪いかもしれないけどこれ飲んで？」
そう言ってフタを開けたペットボトルを渡したら少し飲んでくれた
シゲから渡されたペットボトルにフタを閉めていたら小山と手越が戻ってきた
手「まっすーどーしたのー？」
小「あれ？シゲちゃん大丈夫？」
増「ちょっとシゲが具合悪いみたいでさ、
多分熱中症だと思うからとりあえず飲み物飲んでもらったんだけど汗がすごくて…
もうちょっと涼しいところ移動した方がいいかも」
小「えっ！大丈夫？！シゲ？」
加「…ん」
増「なんか近くにいい所ないかなぁ」
手「…あ！さっきコンビニ見たよ！」
小「あー！あった！座るところもあったと思う！」
増「まじで？じゃあ一旦そこ行って少し休もう。
シゲ、歩けそう…？」
頷いて立ち上がったけどふらふらなシゲ
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作者名：星ます | 作成日時：2017年7月1日 8時
