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手越side
もしかしてまっすーまだ具合悪いのかな…
小「まっすー何で食べないの？」
二口目を躊躇ってるまっすーに小山が言った
もしかして具合悪い？
そう聞こうと思ったら、まっすーが、何でもないと言ってから二口目を食べた
でもやっぱりなんか無理してるように見える
いつものまっすーじゃない
まっすーに体調を聞くタイミングを伺ってたら、どんどんご飯を口に運ぶまっすー
あれ？気のせいだったかな
まっすー普通に元気だった…？
そう思って、俺もご飯を食べることに集中しようと思ったら小山に電話がかかってきた
まっすーと2人きりになったのでチラッとまっすーを見てみると、まっすーはまた食べるのをやめて止まっていた
まっすー顔色悪いかも…
手「まっすー…？大丈夫？
もしかしてまだ具合悪かった…？」
増「………もう……たべれない…
ごめんね……てごし…」
まっすーの顔を覗き込んで聞いてみると、まっすーはコクンと頷いてから小さくて消えそうな声で言った
俺の顔を伺うようにこっちを見たまっすーは涙目だった
やっぱりまっすー具合悪かったんだ…
手「そっか…まだ具合悪かったんだね
ごめんね、無理やり食べさせちゃって…」
まっすーの顔色は真っ青で、こんなにも具合悪そうなのにどうして気づいてあげられなかったんだろうと自分を責める
俺がまっすーの顔を見てたらいきなり椅子から降りてしゃがんでしまった
手「……まっすー？気持ち悪いの……？」
まっすーの側に寄って背中をさする
増「………てごし……ごめんね…
いっしょに…ごはん……たべられなくて…」
手「…俺は大丈夫だよ、まっすー
どうしたの…？気持ち悪い？」
増「………うん……ちょっと…だけ」
手「吐きそう…？」
増「……すこし」
まっすーのちょっとや少しは信用できない
あぁ、俺がまっすーのこと運べる力があればいいのに…
手「まっすー、肩貸すから歩ける…？
俺に全部体重かけていいから」
そう言うと、うん、と言ってから立ち上がったまっすー
まっすーはほんとにふらふらしていて、支えるのが大変なほどだった
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作者名：星ます | 作成日時：2017年7月1日 8時
