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増田side
寝室を出てすぐ、壁に寄りかかりながら激しい頭痛が引くのをじっと待つ
なのに全然おさまんない
…頭痛薬
壁を頼りにリビングに向かう
薬箱の1番上にあった頭痛薬を手に取り、また壁を頼りに台所まで行きコップに水を入れて薬を飲む
…はぁっ
しばらくその場でしゃがんで耐えていたらだんだん頭痛が治まってきた
…手越のところ戻らなきゃ
急いで寝室に戻るとベットから降りようとしている手越と目が合った
そうだ、洗面器片してなかった
手「…まっすー？」
増「ごめん…今やるから」
手「……うん」
増「寝てて、ごめんね」
そう言うと手越は素直にベットに横になった
赤い顔やとろんとした目を見ると、まだまだ熱は高いとわかる
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作者名：星ます | 作成日時：2017年7月1日 8時
