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手越side
まっすーは言った通りトイレやリビングに物を取りに行く時以外は、ずっと側に居てくれた
側って言ってもまっすーの家の寝室は広くて、ベットの他に小さいテレビと机と椅子があるからちょうどいい距離で俺も気を張らずに済んだ
増「手越〜、そろそろお昼なんだけど食べれそ
う？」
手「…いらない」
昨日から何にも食べてないけどまだ食べたくないな…
増「…一口でもいいから、食べてみようよ、手越」
手「……ほんとに…ひとくちだけでもいい…？」
増「うん、…食べれそう？」
手「………たべる…」
俺が食べると言うと、まっすーはニコッてしてから嬉しそうにリビングに行った
まっすー喜んでくれたな〜
嬉しい
頑張って全部食べちゃおっかな？
そんなこと考えてるとまっすーがお粥を持って戻ってきた
増「じゃーーん！
まっすー特製たまご粥〜」
手「わぁー」
まっすーがニコニコしてて俺も嬉しかった
きっとまっすー頑張って作ってくれたんだなぁ
軽く支えてもらいながらゆっくり起き上がる
手「いただきまぁす」
増「はいっ手越、あ〜〜ん」
まっすーに食べさせてもらった一口目
うん！美味しい
手「まっすー…おいしい」
増「ほんと？！よかった〜」
まっすーにつられて俺も笑顔になる
手「…もうちょっと…たべる」
増「え！ほんとに！？
はいっあ〜〜ん」
まっすーが嬉しそうなのが嬉しくて食べ過ぎちゃった…
もうお茶碗のお粥は半分ぐらいしか残ってなかった
手「ごちそうさま」
まっすーは嬉しそうにお粥を片付けに行った
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作者名：星ます | 作成日時：2017年7月1日 8時
