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EP.4 ページ4

「行ってきま〜す…」









まだ親もジスオッパも起きていない時間に家を出た。







昨日はジスオッパと気まずくて私が一方的に避けた。








そっとドアを閉めて一安心して振り返った。









「え。」





JH「やっぱり早く来て良かった」







今何時だと思ってるの?6時だよ?
いつも家出る時間8時なのに…








「な、な、何時からいたんですか」




JH「朝から暑い思いしてんだから早く行くよ」




「ジスオッパはいいんですか?」








ジョンハン先輩は何言ってんだこいつという表情で私を睨んできた。









JH「今日からAのために迎えくるって決めたの」




「いや…昨日のジョンハン先輩のこと好きって言いましたけど私は」





JH「学校じゃもう俺たち付き合ってることにされてるけど」





「ええ?!嘘でしょ、、」








ギュッとジョンハン先輩の手が私の手を握ってきた。









「いや実際にこんなことしなくても良くないですか??」




JH「待たせといて口答えすんの?」






なっ、なんなんだこの悪魔!!!
勝手に家の前にいたくせに!!!









「 やば、手繋いでる 」




「 やっぱり付き合ったんだ 」




「 えーショックなんだけどー 」




「 あの子ジスくんの妹さんでしょ?似てる〜 」









早い時間でも生徒がいるのは当たり前で、
すれ違う人達が手を繋いでいる私達を見て何か呟く。








結局逆らえなくて手を繋いでるんだけどさ…







チラッと悪魔を見たらなんかニヤニヤしてたし





この人何企んでんのほんとに〜 泣









WN「あれキムAじゃん」




「あ!!チョンウォヌ!!!」






下駄箱に入ってすぐジョンハン先輩の手を離してチョンウォヌの背後に回った。







WN「え、なになに」




「じゃ!!私はチョンウォヌと教室に行くんで!」




WN「えっ、ちょっと」







半袖のワイシャツを着たウォヌの腕を掴んでとにかく早くその場から離れた。








「あー、助かった。ありがとうチョンウォヌ」




WN「ジョンハン先輩といるの嫌なの?」




「いやそのうーん…そういうわけじゃなくてですね」






あの人といてもいなくても
昨日私がしたことがずっと頭にあって…



私のキスを受け止めたジョンハン先輩が謎すぎて怖いみたいな。







「あ…そうだ。付き合いたてだから恥ずかしいのよ。うんそう」




WN「乙女かよ」




「乙女だね、」

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作者名:お雑煮 | 作成日時:2017年1月1日 13時

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