天使のツンデレ彼女 (ページ27)

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「A〜」

「なに」

「なんか怒ってる？」

「別に」

「ふぅ〜ん」

「で、何用？」

「ユラがさ、Aが弁当作るの
嫌だって言ってたよって」

「べんとう？」

「迷惑かけてんのかなって」

「え？まさかユラちゃんの言ったこと
信じてんの？」

「まあ、ほんとだったら申し訳ないと思って」

「私さ、ハニとユラちゃんが
恋人ごっこしてんの許してるわけ
じゃないからね。」

「うん…ごめん」

「最近ずっとユラ、ユラうるさい。
嫌いなんじゃないの？
なに好きになったわけ？」

「好きになるわけないだろ」

「じゃあなんでユラちゃんの言葉
間に受けてんの？」

「いや、ほんとかもしれないと
思っただけだって」

「ほんとだったらどうするの？
私が作らなかったら誰が作るわけ？
ユラちゃんが作るの？ユラちゃんに作って欲しいの？」

「そんなこと言ってないだろ。
A落ち着け」

「は？彼氏が堂々と浮気してるような
ものなんだよ。落ち着けるわけないでしょ」

「ほんとにごめんって」

「謝ったところで、リラちゃんに言われてるからしばらく恋人ごっこはやるんでしょ？」

「…」

「ならいいよもう。
弁当もう作んないからユラちゃんに
作ってもらって」

「おいっ…おい！A！」

ガチャンッ