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「A！」
「あはは！…ん？なに？」
「聞いてる？」
「聞いてる」
「テレビ見て笑ってたけど？」
「ごめんって」
「サイン会の話」
「あーそういえば明日じゃん」
「忘れてたの？じゃあ来ない？」
「うん」
「そ。じゃあ明日遅くなるから」
「分かった」
______________________
うっしっし…
私はしっかりとサイン会の
チケットを入手したのだー
ハニにはいつも驚かされてるから
今日こそは、、仕返ししたい
まあ、昨日の様子だと結構残念がってるから
効き目は抜群のはず…
よし！行くか！
______________________
うわ……すっごい人だ
この中にハニを好きな人はどれだけいるんだか
もし私が彼女ってバレたら…
あぁ想像しただけで吐き気がするわ
早く並ぼ。
「あの！」
「はい？」
「初めまして！私ホシペンなんですけど…」
「あっ初めまして…私はハニペンです」
「ジョンハンくんかっこいいですよね〜！」
「ホシくんもかっこいいし可愛いし…」
「あの…もし良ければなんですけど、
そのトレカ交換してもらえないですか？」
「え？あ！いいですよ！どうぞどうぞ」
「ありがとうございます！！
もしよければこれ…」
「いいんですか？ありがとうございます！」
「いえいえ。サイン会楽しみましょうね！」
「そうですね！」
いやぁ
ただのcaratだった時の癖で
大量にグッズを持って来てて良かった
やっぱグッズって最高だよね…
うん。
それにしてもあの人めっちゃいい
写真くれたんだけど。
ハニに見せたら、こんな写真見るより
俺見ろとかめっちゃ恥ずかしそうなこと言うだろうから見せないでおこ
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作者名：みやび | 作成日時：2021年11月6日 0時
